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Cute Movies

少女

禁断の湊かなえワールド、炸裂。

2016年10月8日公開<br> (C) 「少女」製作委員会
2016年10月8日公開
(C) 「少女」製作委員会
少女

原作:湊かなえ『少女』(双葉文庫)
監督:三島有紀子  脚本:松井香奈/三島有紀子  音楽:平本正宏
主題歌:GLIM SPANKY「闇に目を凝らせば」(ユニバーサル ミュージック)

出演:本田 翼 山本美月
真剣佑 佐藤玲 児島一哉 菅原大吉 川上麻衣子 銀粉蝶 白川和子 / 稲垣吾郎

作品紹介

湊かなえ原作、100万部突破のベストセラー、完全映画化!

17歳という年代を生きる少女たちは、暗闇のなかで綱渡りをしているような、そんな危うい毎日を生きている。少女たちはどんな闇を抱えて生きているのか。『少女』は、湊かなえ(原作)×三島有紀子(監督)本田翼×山本美月=4人の“女性たち”が仕掛ける、“死”にまつわる禁断の世界を描いた長編ミステリー。女のなかに潜む“闇”を艶美に繊細に、そして力強く映し出していく。

原作は、映画『告白』『白ゆき姫殺人事件』、連続ドラマ「夜行観覧車」「Nのために」など映像化作品のすべてが大ヒットを記録している、湊かなえの同名小説「少女」。
主人公の由紀と、その親友・敦子を演じるのは、本田翼と山本美月。『アオハライド』の主演など、数多くの映画やドラマを経て着実に女優としてステップアップする本田翼。一方、『桐島、部活やめるってよ』からホラー映画『貞子vs伽椰子』まで、幅広いジャンルで活躍する山本美月。人気実力派の2人がこれまでにない一面を披露している。また、真剣佑、佐藤玲、児嶋一哉、稲垣吾郎ら演技派が脇を固める。

2人の若き女優の新しい顔を引き出したのは、三島有紀子監督。モントリオール世界映画祭特別招待作品『ぶどうのなみだ』、人気コミックの映画化『繕い裁つ人』など、女性の心を惹きつけてやまない三島監督が純粋さと残酷さ、儚さと強さ、青春とミステリーを内包する湊かなえワールドに挑み、新しい題材、新しい表現で、極上のエンターテイメントを生み出した。

自分自身に向ける「死にたい」という想い、他者に向ける「死ねばいいのに」という想い。死というものが何なのか分からないからこそ、少女たちは死に興味を持つ。女子校のなかに潜む闇、そこで生きる2人の少女が抱える闇、物語が進むにつれて点と点がつながっていく。そして“死”というキーワードによって導き出される結末には一体、何があるのか? ヨルの綱渡りの先にあるものとは……。

記者の見どころ

原作『告白』『白ゆき姫殺人事件』などの映画化が記憶に新しい湊かなえの同名小説を映画化した『少女』。“死”にとりつかれた女子高生2人が織りなす、禁断のミステリーが幕を開ける。

予告編から感じ取れる通り、由紀の自分の殻に閉じこもる性格や剣道にトラウマを抱える敦子に対するイジメなど、女子校を舞台に少女たちのドロドロした関係が描かれる。しかし由紀がようやく完成させた小説が何者かに盗まれたことで、ドロドロした青春劇が一気にスリラーミステリーへと顔を変える。何人もの人生が交錯し、この作品が誇る衝撃のラストへ着々と進んでいく。

湊かなえ原作というだけあって、スリラーの雰囲気をまとったミステリー作品だ。イジメにあう敦子に優しく寄り添う由紀だったが、親友の死体を見たという少女がクラスに転入してきたとき、2人の関係に変化が訪れる。湊かなえワールドと呼ぶにふさわしいダークな展開は、とても高校を舞台にしたとは思えない濃厚さだった。

原作未読の方は、おそらく何の予習もせずに鑑賞した方が作品の世界観を楽しめるだろう。禁断の湊かなえワールドの先に待ち受ける、衝撃の結末とは。

Text by EISUKE
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