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GO!GO! 千葉ジェッツ

「技術のつなぎ合わせだけでは絶対に勝てない」大野篤史ヘッドコーチ

スローガンは“Be Professional”! プライドと責任と自信を持ってのぞむ

2016/07/28

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けする千葉ジェッツ公式応援サイトです。どのメディアよりも熱く深い愛情を持って取材記事を更新していきます。

「ディフェンスを激しく、チームとして戦い、チームとして結果を出す」

新たに大野篤史ヘッドコーチを迎え、チームのトレーニングが始まりました。
昨シーズンは、広島ドラゴンフライズのアシスタントコーチとして、千葉ジェッツをスカウティングしていた大野ヘッドコーチ。「すごく能力のある選手が揃ったチームだと思っていた」と言います。
ジェッツのヘッドコーチを引き受けた決め手や、どのようなチーム作りを目指しているのか、お話しをうかがってきました。
Profile
1977年8月12日生まれ、石川県出身。愛工大名電高校から日本体育大学に進学。インカレ連覇の原動力となる。2000年に三菱電機メルコドルフィンズ(現・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)に入団、シューティングガードとして3ポイントシュートやスピードあるプレーでファンを魅了、日本代表にも名を連ねる。2007年にパナソニックトライアンズ(当時)に移籍、2010-2011シーズン途中で現役を引退すると、パナソニックトライアンズで清水良規ヘッドコーチのもと、アシスタントコーチを務める。2014年からは、佐古賢一ヘッドコーチのもと、広島ドラゴンフライズのアシスタントコーチを務めた。
― 千葉ジェッツのヘッドコーチを引き受けた決め手を教えてください。

島田慎二代表から、「どうしても勝ちたい、強いチームを一緒に作らないか」というお話をいただきました。その目標がすごく高いところにあって、そこを一緒に目指していこうと言っていただいたので決めました。

― どのようなチームを作るのか、戦略について代表とお話しされましたか?

もちろんプロなので、感嘆されるようなプレーを見せ、そして勝たなければいけない。その責任は果たさなければいけません。
ただ、お客さんに「もう一回見たい!」「このチームを応援したい!」と思ってもらえるのは、コートで自分たちがどういうことを表現するかだと思っています。最後まであきらめないとか、競技に真摯に取り組んでいるとか、そういうことを表現できるようにしていきたいと考えています。

― 今年はチームの再設計が必要だと思われますが、どのようなチームを構築していく予定でしょうか。

普遍的なものはディフェンスを激しく、チームとして戦うことです。個人の目標はチームの目標にリンクすべきで、チームの目標はあくまで勝つことです。
個人としてできることは小さなことですが、チームとして達成するのは充実したものであって、一人の力では成し遂げられないものです。それをみんなが理解して、チームとして結果を出すことにフォーカスするように促していきます。
チームとして戦うことは選手に最初から伝えていて、そこが浸透すればいいチームになると思います。

今季のスローガンは“Be Professional”!!

― チームの第一印象は?

最初はちょっと元気ないなって(笑)。辛いときにチームメイトにどうやって声をかけるか、どうやってチームとして盛り上げていくかということ、もう少し時間はかかりますが、それが信頼関係につながっていくと思います。
楽なときやパフォーマンスがいいときっていうのは、概してよく喋るものです。コンディションやパフォーマンスが悪いときに、どれだけチームのために声を出すのか、チームメイトのために何をしてあげられるのか、それを考えられるようになればおのずとチームは結束してきます。
技術のある選手は多いけど、技術のつなぎ合わせだけでは絶対に勝てない。精神的な結合があって、初めてチームとして連帯感が生まれて、目標に向かって歩めると思っているので、そこだけですよね。バスケの技術を教えるというより、チームとしてどうやって戦うかっていうことばっかり言っているので、きっと精神論者じゃないかって思われてますよ(笑)

― 昨季、選手はみな仲がいいのに、コートの中でベクトルが別の方向を向いているような気がしていました。

そうなんですよね。何を考えてるかなんて、ほんと、わからないですよね。いくら信頼関係があっても、口に出さないとわからないことがある。
選手と個人面談をして伝えたことがあります。それは、「チームをよくするために」と思うことは言葉にすべきで、「チームがこうなるといいのに」と思うことを口に出さないのは、チームの一員として責任を放棄しているのと同じということ。口に出すことに責任があり、口に出さないのは無責任でチームとして戦っていることにならない、と。個人のワガママを聞くつもりはないけど、チームがよくなるために口を開いたときには積極的にディスカッションします。それで決断して責任をとるのは自分なので、コートで自分を出し切ってほしいと伝えてあります。

― 今季のスローガンである“Be Proffessional”につながる部分ですね。

そうですね。
― スローガンの中で、「子どもたちが見て将来ああなりたいというモデルに」とありましたが。

プレーももちろんですが、選手自身が憧れの存在にならないといけないと思っています。
例えば、子どもの頃に憧れの選手にサインをもらいに行ったとき、何を求めていたか…。それは、「がんばれよ」って言ってもらえるとか、一人ひとりにサインしてくれるとか、そういうことですよね。
自分がプロになったときに、憧れの存在になり、はじめて子どもたちが夢を持ち、そしていつかその子どもたちがプロになったときに同じようにふるまう。それこそがいいサイクルになると思っています。選手たちには、その最初のメンバーになってもらいたいのです。
かと言って、ファンサービスだけっていうのはおかしいと思っています。コートの中でしっかり表現ができて、ファンサービスをして、子どもたちの模範となってほしい。そして子どもたちが、ジェッツに入りたい、ジェッツのああいう選手になりたいって思い、いずれその子どもたちがプロになったら、その選手と同じようにふるまうと思います。

― ジェッツはイベントが多く、子どもたちとふれあう機会も多いですね。

練習をするときはしなければいけない。レストするときはレストしなければいけない。そのレストの中でイベントに参加するというのは、プロ選手としての自覚だと思っています。

「何にしがみついてでも勝ちにいくチームを作りたい」

― ところで、サインをもらったという、小さい頃憧れていた選手はどなたですか?

怒られますよ、これ(笑)。佐古さん(佐古賢一・現広島ドラゴンフライズHC)を見て育ったんです。これを言うと本人が怒るのですが、ミニバスのときに佐古さんが高校生でした。僕は石川県出身で、ミニバスのときに北陸高校の試合を見て、すごいと思ったのが佐古さんでした。サインもしてもらいましたよ。プレーも人間性もすごく尊敬しています。佐古さんって、バスケですごく有名ですが、ファン対応やメディア対応を見ても、人間的に素晴らしい方です。人を虜にするあの百万ドルの笑顔には、絶対勝てないです(笑)

― 清水HC(当時)や佐古HCから、コーチングの面で影響を受けたことはありますか?

チームとして戦うんだってことですね。“泥臭く”という言葉が合っているかどうかわからないですが、あきらめちゃいけないと思うんです。
“あきらめる”ということは、何が何でもしちゃいけない。
それは清水さんと佐古さんからも言われていて、そういうチームだけは作りたくない。ドライなチームにはしたくない。負けを受け入れられるようなチームにはしたくない。最後まで首の皮一枚だろうが、何にしがみついてでも勝ちにいくチームを作りたいのです。

― 今回、伊藤俊亮選手が加入しました。最年長の選手であり、年齢もヘッドコーチに近いですね。

全日本でいっしょだったんですよ。彼自身、すごく賢い選手なので、バスケットに対しては言ったことを必ずやってくれるはずです。それより最年長のプレーヤーとして、チームの苦しいときに、チームとしてどうやって戦っていくのか、口を開いてほしいと思っています。
彼は優勝を経験しています。荒尾(岳選手)も小野(龍猛選手)もいますけど、チャンピオンにならないとわからないことって結構あるんですよ。そのときの空気感とか、そのときにあった問題点とか、プレー上のことだけじゃなくて、答えが決まっていないシチュエーションになったときに、彼にアドバイスしてほしいなと思います。

― ジェッツのファンのみなさんには、どのようなイメージをお持ちですか?

昨年はアウェイのチームとして会場に来ていましたが、ものすごい数のお客さんでした。僕は選手あがりのコーチなので、自分がプレーヤーのときにこういう中でやってみたかったなと思いました。
見てもらえるということに対しては責任があります。プライドと責任と自信。責任を果たし自信を持つためにハードな練習をしなければいけなません。自信をつかむために、練習でとことん追いこまなければいけません。自信をもって責任を果たすために、誇りをもってコートに立ってほしいと思います。

― 最後に、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

選手にだけ“Be Proffessional”と言っているわけではなくて、ここにいるスタッフ全員が“Be Proffesional”、プロとしてどうあるべきかを突き詰めてやっていくつもりです。みなさんに“Be Proud”してもらうように(チームを誇りに思ってもらうように)やるだけです。一生懸命やりますので、応援よろしくお願いいたします。

昨年のもどかしさをもぶつけてしまいましたが、笑顔でとてもわかりやすくお話ししてくださいました。その優しい表情の中にもストイックな部分が垣間見えて、開幕までの2か月でチームがどのように変貌していくのか、とても楽しみになりました。
昨季のプレーオフで、すばらしいチームプレーを見せた千葉ジェッツ。8月に外国籍選手が合流し、開幕ダッシュに向けて、本格的な練習を始めます。新生ジェッツの様子を、今後もお伝えしてまいります。

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