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GO!GO! 千葉ジェッツ

“イートン”こと、伊藤俊亮選手が今季限りでの引退を発表

会見で何を語るのか。今シーズンのインタビューを振り返る

2018/04/12

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けする千葉ジェッツ公式応援サイトです。どのメディアよりも熱く深い愛情を持って取材記事を更新していきます。
#44 伊藤俊亮選手 引退のお知らせ――。

千葉ジェッツふなばしから届いた突然の連絡に、心の整理がつかないまま記者会見場へ向かうことになりました。スポーツの世界で移籍や引退は付き物です。
正直なところ、こういう日が数年のうちに来ることは覚悟しなければならないと思っていました。それでも声をあげるほど衝撃を受けたのは、まだ早いという想いと、残り9試合を残したシーズン途中だったことからです。
伊藤選手は昨シーズンから加入し、204cm・112kgという恵まれたからだを活かして、頑強な外国籍選手とマッチアップしてきました。その姿は実に頼もしく、チームの勝利はもちろん、天皇杯優勝にも大きく貢献したのです。

また、SNSでの企業アカウントとのコミュニケーションも話題となり、コラボレーショングッズが誕生したのは記憶に新しいところです。

今シーズンにかける思いは公式イヤーブックに書かせていただいたのでぜひ読んでいただきたいのですが、書ききれなかったことがあります。「(今年39歳を迎える)この年齢までプロとしてやるには、やっておかなきゃいけないことがある」と、ベストコンディションを保つために常に努力している姿勢についてお話しくださったことです。「そういうことも含めて、若い選手たちに伝えられることがある」と。
入団当初、背番号“44”は、「前所属チームでつけていた“34”の背番号に、あと10年やる意気込みを込めた」とお聞きしたことがあります。千葉ジェッツでのプロ生活は、「トップチームでやるチャレンジとしては最後。子どもたちがプロを目指せる環境づくりをしたい」とも。
まだ10年経っていないわけですから、何を思い、何を決断しての引退なのか……。

この記事が公開される頃、ちょうど記者会見が始まります。4月12日17時から始まる会見の内容は、改めてお伝えします。

その前に、今シーズンのインタビューを!

2017年12月16日 川崎ブレイブサンダース戦に勝利をおさめたあとのインタビュー

― からだが一回り大きくなったように感じましたが?

トレーニングコーチのもと、ちょっと改造しないといけないかなということになりまして、夏からずっと続けています。体脂肪率は落ちているけど、体重は変わらないというところです。

― 川崎戦というと、昨シーズンの天皇杯決勝で見せたファジーカス選手とのマッチアップが心に残っています。

ありがとうございます。コートに出ている時間は仕事をするときなので、たまたまそれが天皇杯のファジーカスだったり、新潟のガードナーだったりしているだけです。

― 京都のスミス選手とのマッチアップも見応えがありましたね。

そうですね。俺は何の係なんだろう(笑)

― その強さは、練習から激しくギャビンと当たっている成果でしょうか。

そうですね。練習で負荷をかけないと試合でもいいものが出せないので、練習でしっかりと重さや圧をかけてギャビンにも慣れてもらって、ゲームでしっかりパフォーマンスを出してもらうようにしています。

― 個人的にますます上昇させたいところは?

この年齢なので一定のコンディションで管理するのは難しく、かなり労力を持っていかれるけど、そこで失敗しないようにすることです。また精神的に高いモチベーションを持ち続けるというのも難しい課題になってきているので、いろいろなニンジンを自分の前にぶら下げて、なんとかやっているところです。

― ホームの声援はかなり後押しになるのでは?

はい。一人でも多くの方に会場に来ていただいて、バスケットにふれていただければと思います。
強敵の川崎戦でも、からだを張ったプレーでチームをけん引。
強敵の川崎戦でも、からだを張ったプレーでチームをけん引。
ホーム開幕戦で見せたからだの強さに心奪われた方も多いのでは。
ホーム開幕戦で見せたからだの強さに心奪われた方も多いのでは。

2018年1月7日 天皇杯優勝セレモニー

― 優勝した瞬間の気持ちを聞かせてください。

始まる前はどうなるかと思ったんですけど、みんな強い気持ちをもって大会にのぞんでいたし、とても成長が見られた大会だったと思います。去年できた天皇杯優勝を今年も達成できたので、次はここから先に行かなければいけないという思いが強く、実はお祝い感が少ないです。

― その伊藤選手の気持ちがチームを引き締めているのではないでしょうか。

シーズン始まってからずっと、受け身にならずに自分たちはチャレンジャーなんだという雰囲気をずっと発信してきて、それが伝わったかなって思います。常にチャレンジすることで何事も続いていくということを伝えたかったので、それがこういう結果につながって嬉しいです。

― やはりリーグ戦の優勝を見据えてということですね。

はい。もう一つシーズンの優勝、つまりBリーグチャンピオンをとって二冠という大仕事が残っているので、一生懸命準備していきます。みなさん応援よろしくお願いします!

2018年3月24日 三遠ネオフェニックス戦に勝利したあとのインタビュー

― 伊藤選手が得点したとき、今日一番の盛り上がりを見せました。まずはその得点の場面を振り返ってください。

左手のバンクショットでした。いつもカルバンACのもと、左手を使ってシュートを繰り返し練習しています。だから「左のバンクショット、イエス!」って、カルバンACがとても喜んでました(笑)

― 何で左のバンクショットの練習を?

右利きの選手が多いので、左のフックをよく練習します。ポジション別のドリルでも全部左手とかやってるので、喜んでましたね。

― 得点したときの大声援は聞こえましたか?

はい。役割的にも代打の最後の切り札ということになってくると思いますが、苦しいけど球数がないときに仕事ができればいいなと思ってます。消化試合になった後でも、来ていただいたブースターのみなさんが喜んでくださるような試合ができればいいなと思っているので、今日はよかったと思います。
練習してきた左手バンクショットが決まり、大歓声を受ける。
練習してきた左手バンクショットが決まり、大歓声を受ける。
― 試合中にいつも通訳・落合さんの隣に座っているのは、いつでも準備ができているとアピールしているわけでは?

なんですかね、特に理由はないんですが、若い選手は遠いところに座る感じなんですよ、バスケって。そう、年功序列(笑)。

― シーズン4分の3が終わって、チームの到達点はシーズン前に思い描いていたものと隔たりがありますか?

できるときはできるけど、できないときもあるという、その振り幅が、ゲームの中で小さくできるようになったのは収穫だと思います。
その振り幅を、もっと小さくしなければいけません。2~3プレーで悪い流れを断ち切れるようになれれば、チャンピオンシップをホーム開催で戦っていけるんじゃないかと思っています。

― そのために伊藤選手は背中を見せて…

そうですね(笑)。まずは雰囲気とか結束力とか、そういうところで一つになって同じ方向を向いていくことが大事です。
チームのお父さん(お母さん?)的存在で、オートンの異名も。
チームのお父さん(お母さん?)的存在で、オートンの異名も。
常に努力を怠らない姿勢を保ち、若い選手に背中を見せてきたイートン。
誰よりもチャンピオンシップをホームで開催することの重要性を語ってきた彼が、残り9試合にどのような思いを持って戦うのか、会見でしっかりと聞いてきたいと思います!
シーズン前の夏合宿では、試合中かと思うような厳しい表情で練習も。
シーズン前の夏合宿では、試合中かと思うような厳しい表情で練習も。
瞳をキラキラさせてプレーする伊藤選手。
瞳をキラキラさせてプレーする伊藤選手。

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(通訳:伊藤俊亮選手)
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