ふなばし人脈駅伝
子どもたちが考え、意見を発信する機会を！
2014/07/10
浅野 賢也（あさの けんや）さん
出身地：千葉県 船橋市
船橋の好きなところ：地域に対して真面目な市民が多いところ
浅野水産有限会社 代表取締役
会社所在地：船橋市本町４丁目３－９
「ふなばし人脈駅伝」第６回！
今回の取材は「船橋勤労市民センター」にて。
勤労青年らしくビシッと直立です。
第６回「ふなばし人脈駅伝」！
今回お伺いする方は、
浅野水産有限会社 代表取締役 浅野賢也さんです！
「水産」というくらいですし、魚や海に関係のある会社なんでしょうかね？
その会社の代表ともなれば「海の男」的なワイルドさを持った方をイメージしてしまうのですが、浅野さんは高見澤さん曰く「癒し系」な人。
いったいどんな方なんでしょうか！？
ちなみに毎月「
船橋漁港の朝市」に欠かさず出向いているまいぷれ船橋編集部としては、事業内容も多分に気になるところです！
それでは浅野さん、よろしくお願いします！！
魚に触りたくない魚屋さん！？
「神田屋」に「よこよこ」。
どちらも船橋駅のすぐ近くですよ！
―「浅野水産」ってどんな会社なんですか？
元々は魚屋をやっている会社だったんですが、バブルの頃からは飲食業一本でやっています。
会社自体はもう７０年くらい続いていて、私で３代目になりますね。
私の祖父が釣り好きだったり、祖母の実家が銚子だったりしたことがきっかけで、知人の魚屋さんの経営を引き継いだのが始まりだと聞いています。
ちなみに祖父は釣り好きなのに、魚に触るのは嫌いだったそうです（笑）
飲食業としては現在、船橋市内で串焼き屋「神田屋」と立ち飲み屋「よこよこ」の２店舗を直営しています。
―店名の由来って、どんなものなんですか？
「神田屋」のほうは、魚屋の店名だった「神田屋」をそのまま串焼き屋にも付けたんです。
祖父の知人の方というのが神田さんで、屋号ごと魚屋の経営を引き継いだんですね。
「よこよこ」のほうは、山口横丁のすぐ横、という意味と、四国の方言で本マグロの子どもを「よここ」と呼ぶところからきています。
たまたま「神田屋」の２つ隣に「よこよこ」があるので、「横の横だからよこよこなの？」と勘違いされることもありますね。
山口横丁の今と昔
浅野さんと歩く山口横丁。
隣にいるのは木村の上司です。
―ところで魚屋さんって、どこにあったんですか？
すぐそこの山口横丁にあったんですよ。
山口横丁もね、今では飲み屋街ですが昔は立派な商店街だったんですよ。
八百屋があって、肉屋があって……という中にうちの魚屋もあったんです。
それに昔は船橋市場が山口横丁のすぐ近くにあったので、魚屋としてはとても恵まれた立地でした。
だから今でも仕入れのルートが残っているし、古い知り合いからは「神田屋さん」って、屋号のほうで呼ばれるんですよ。
市場も、最近はイベントを積極的にやったり、若い人への世代交代が進んでいたりしますけど、やっぱり一般の人からしたら入りづらいところですよね。
でもおかげで市場の中にある郵便局はいつも空いているんですよ（笑）
ただやっぱり、もっと開放的になって、市民の方々も楽しめる場所になるといいなと思います。
奔走する会長
船橋商工会議所の会報誌「ハンドシェイクふなばし」
これを読めば商工会議所の活動内容がばっちりわかります！
HPでバックナンバーを読めますよ！
―会社以外での活動は何かされていますか？
「船橋商工会議所」の青年部で会長を務めています。
商工会議所というのは、一言で表現すれば、中小企業の経営をサポートする組織です。
事務や経理の手続きについて一からお教えしたり、資格試験の会場を提供したりしています。
確定申告の時期なんかは大忙しですね。
―青年部って、どんな部なんですか？
５０歳以下の会員が入れるところで、できてから２５年くらいの、比較的新しい部なんです。
新しさに加えて会費も安いからか、部全体の雰囲気はあまり硬いものじゃないんです。
商売の話をタブーにしていないし、ボランティアだけを行う団体、と位置づけているわけでもないですしね。
だけど一方で会長は意外と忙しいんですよね（笑）
ご挨拶回りだったり、色んな会合に出席したり……。
会長に就いたのは５月なんですが、こんなに忙しいとは予想していなかったです。
これからもっと気を引き締めないといけないですね！
