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ふなばし人脈駅伝

柿沼英明さん インタビュー

極真空手を通して子どもたちに徳育を!

2014/09/18

柿沼 英明(かきぬま ひであき)さん

 出身地:千葉県 流山市
 船橋の好きなところ:
若い世代の経営者が頑張っているところ

 国際空手道連盟 極真会館 千葉県北支部 支部長
 事務局所在地:船橋市本町6-3-20 ベルヴィル2F
 http://www.e-kyokushin.com/

子どもたちに空手を教える理由

指導中の柿沼さん。<br>体だけでなく心を鍛えることも大切です。
指導中の柿沼さん。
体だけでなく心を鍛えることも大切です。
―子どもたちへの空手の指導で意識しているのはどんなことですか?
技術を教えることはもちろんなんですが、礼儀作法や目上の人との接し方、親への感謝、ルールを守る大切さ、といった徳育を行う場でありたいと思っています。
学校や家庭だけではなかなか手の行き届かないところをフォローしていきたいですね。
すぐに成果が現れるわけではありませんが、だんだんと成長していく子どもたちを見るのは本当に嬉しいですね。

―子どもが空手を習うにあたって、大事なことは何ですか?
当然子どもでも試合を行うんですが、そこでの勝ち負けにこだわりすぎないことが大事ですね。
勝つための空手を追求するのではなく、あくまでも礼儀作法やコミュニケーション能力の向上が子どもにとって大事な要素ですから。
また、厳しいことを言うようですが、親が口出ししすぎたり、べったりくっついていては子どもの成長は望めないんですよね。
ある程度突き放して、子どもが自分の足で立ち、自分の意思で空手や生活に向き合うようにすることが必要です。
つい口を出してしまう気持ちは理解できますが、子どものことを考えてぜひ「見守る」ことを実践していただければと思います。
そうした親離れ、子離れを促すためにも、ゆくゆくは空手だけでなく他の習い事や読み書きなども含めた、総合的な徳育ができる施設をつくりたいと考えているところなんです。
道場も含め、これからの世を背負って立つリーダーを育成できる、そんな場にしたいですね。

やっと手にした船橋とのつながり

取材中、常ににこやかに対応してくださった柿沼さん。<br>きっと子どもたちからも慕われているのでしょうね。
取材中、常ににこやかに対応してくださった柿沼さん。
きっと子どもたちからも慕われているのでしょうね。
―船橋についての印象を教えてください!
もう船橋に関わり始めて20年以上になりますが、実は船橋のことがわかるようになってきたのはここ3、4年のことなんですよね。
支部長としての仕事が忙しくて、まちとの関わりをなかなか持てずにきてしまいました。
今では各道場の責任者も頑張ってくれているので、ようやく船橋の人たちとのつながりも生まれてきました。
若い世代の経営者ががんばっていて、活気のあるまちだなあというのが船橋に対する印象ですね。
そのようなつながりから、イベントの場などで子どもたちの演武を披露させていただくこともあります。

―それでは最後にメッセージをお願いします!
私自身、最近まで意識してこなかったんですが、船橋ってよく調べるとたくさんの美味しい飲食店があるんですよね。
ぜひ多くのみなさんに、チェーン店ではなく、地域の方が経営している地域のお店に足を運んでもらいたいですね。
そうしたところから船橋全体がもっと活性化していけばいいな、と思っています。

あとがき

さてさて、お届けいたしました第9回「ふなばし人脈駅伝」。
みなさんいかがだったでしょうか?

強そう!というイメージが先行してたのですが、実際にお話するとたいへん穏やかで優しい柿沼さん。
本当に強い男というものは、優しさを兼ね備えているのですね。

ともすれば力だけを追い求めてしまいがちな格闘技において、心の強さや礼儀は特に意識しなければならない大切な要素です。
これからもその精神を子どもたちに伝えていってください!

それでは次回ご登場いただく方をご紹介いただきましょう!
「幼児を預かる保育士の顔と、格闘技のビッグイベントで荒くれ共を裁くメインレフリーの顔をもつ魅力的な方です」
なかなか異色の取り合わせですね……。
どのようなお話を聞けるかが非常に楽しみです!

では、皆さんまた次回の「ふなばし人脈駅伝」でお会いしましょうー!

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