ふなばし人脈駅伝
佐藤 秀樹(さとう ひでき)さん
出生地:千葉県船橋市
船橋の好きなところ:若い世代ががんばっているところ
株式会社佐藤昭商店 代表取締役
会社所在地:船橋市三咲9-1-11
商店会の役割とまちの活性化
こちらは震災復興の一環として購入したベンチ。まちのシルバーシートとして利用されているようです。
――「三咲本通り商店会」の会長につかれているんですよね。
はい。7、8年くらい前から商店会長を務めています。みんなで積極的に情報交換などをしながら、このまちをもっとよくしようとがんばっています。商店会としての活動としては、たとえば三咲神社での盆踊りの開催です。この地域の住民どうしのコミュニケーションの場になっていますし、もちろんみんなが楽しんで参加をしています。よその商店会ではダンスなどを取り入れたイベント色の強いものになっていますが、三咲本通り商店会では昔ながらの盆踊りです。
この他にも、震災復興の一環として、宮城県石巻市の工房から毎年ベンチを購入しています。震災があってから1年間は募金活動を行っていたんですが、たまたまこの工房のことを知って、ぜひ協力したいなと思ったんです。購入したベンチは梨屋さんや神社、公民館などに置いていて、まちのシルバーシートになっています。地域のお年寄りがお買い物やお散歩の途中で利用していて、便利に使っていただいています。
子どもたちが憧れる大人になろう!
――それでは最後にメッセージをお願いします!
この船橋を、20代、30代くらいの若い人たちがあふれるようなまちにしていきたいと思っています。また、ただ若い人がたくさんいるというだけでなく子どもたちにとってかっこいいお兄さん、お姉さんになれるような人たちが多く集まるようにしたいですね。子どもたちが上の世代の人たちに憧れを抱けるような機会も、行政やもっと上の世代の人たちのバックアップによって増やすことができるといいなと思います。船橋市といえば船橋駅のほうのイメージが強いかもしれませんが、二和や三咲といった北部のほうも盛り上げていきたいですね。私も落花生屋として、船橋の味、三咲の味を守り続けることでそれに貢献できればと思っています!
あとがき
佐藤さん、ありがとうございました!
「素朴な味を普通に守り続けている」という佐藤さん。インタビューの中で印象的だったのが「お店は進化させるけれども、作り方は進化させない」というお言葉。これからも強い信念とこだわりで落花生の味を守り続けてください!
さて佐藤さん、次回ご登場いただく方のご紹介をお願いします!
「子どもたちが『大人って楽しそうだな』と思えるような機会を作ろうとしていて、PTA活動などにも携わっている精力的な人です」
とのことです! それではまた次回の「ふなばし人脈駅伝」でお会いしましょう~。