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斉藤りさの なでしこ日和

第二篇/房州うちわをつくる!

2009/06/24

この内容は、まいぷれマガジンvol.27に掲載されています。
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bayfm『POWER BAY MORNING』平日5:00~8:51のパーソナリティ・斉藤りささん(水・木担当)と、まいぷれ編集部がコラボレーション! 今回は、南房総市を訪ねて、房州うちわ製作にチャレンジ!

  ***

房総に伝わる房州うちわは、丸っこくて柄が長いのが特徴。原料の竹を伐採するところから、24もの工程を経て仕上がるところまで、すべて手作業で製作されます。

 「可愛らしくて大好き、幾つか自分で持っている」という斉藤りささんが、匠のもとを訪れて、そのうちの4工程を体験しました。

南房総へレッツ・ゴー!
ということで、やってきました。ここは南房総
ということで、やってきました。ここは南房総
工房の中はもちろん“うちわ”でいっぱい
工房の中はもちろん“うちわ”でいっぱい

“貼り”~“面付け”

色も絵柄も種類豊富で、どれもステキ!
色も絵柄も種類豊富で、どれもステキ!
まずは、た~くさんある絵柄から、自分の好みのものを選びます。紙のもの、布のもの、あまりの種類の多さにビックリ!

選んだら、骨が均等に広がるようにして貼り付けます。
これが見た目以上に難しい!
真剣な顔でお話を聞き、放送収録中のりささん
真剣な顔でお話を聞き、放送収録中のりささん
こちらは制作中<br>「ん~、竹が言うこと聞いてくれない」とひと苦労
こちらは制作中
「ん~、竹が言うこと聞いてくれない」とひと苦労
両面を貼り付けたら、乾くまでしばし休憩
両面を貼り付けたら、乾くまでしばし休憩
乾いたら、骨に沿ってしっかりと押さえつけ、筋をつける
乾いたら、骨に沿ってしっかりと押さえつけ、筋をつける
うちわが乾くのを待つ間、宇山さんに違う工程を見せていただきました。

さすが匠の技!
1本の竹を、見事な手さばきで割いて、あっという間に骨の部分を作ります。

“断裁”

「こうやってね」と、匠はサクサクと丸く切っていく
「こうやってね」と、匠はサクサクと丸く切っていく
次は周りを切って、仕上がりサイズに整えます。

専用の器具を使って、ま~るくカット。
匠はいとも簡単に切るので、そんなに難しく見えないのですが……実際には、コツを覚えるまでは難しい!
「え~、切れない! 左手に力が入る~~」
「え~、切れない! 左手に力が入る~~」
思わずストップをかける宇山さん。コツを教わって無事成功
思わずストップをかける宇山さん。コツを教わって無事成功

“へり付”

最後は、切った周囲に“へり”を貼り付けます。
曲がらないように、よじれないように、丁寧に……思わず周りも息を飲む緊張感!

これが終われば完成です!
「できてきた! あと少し!」
「できてきた! あと少し!」
「できた~~~!!」
「できた~~~!!」
「難しいけど楽しかった! 実際の工程を見せて頂いて大変で驚きました。すべて手作業の一つひとつの工程に無駄が無く、とても丁寧で感動です。だからこそ出来上がりが繊細でしなやか。それでいてしっかりと力強い! 送る風も優しい気がします」

斉藤りささんもお気に入り!
房州うちわを2名様にプレゼント
(応募締切2009年7月31日)

プレゼントの応募はこちらから
(6月25日からご応募いただけます)

今回教えていただいたのは…

うやま工房(南房総市本織2040)の宇山正男さん。跡継ぎのお弟子さんに匠の技を伝授しながら製作の日々を過ごす。

問合せ:
「房州うちわ振興協議会」(南房総市役所商工観光課内) 
TEL.0470-33-1092 
体験は1000円~

斉藤りさ さん/
『POWER BAY MORNING』の水曜&木曜を担当。朝5:00~8:51の生放送は、幕張の海を一望できる高層階のスタジオで行われる。その眺望に「慣れないようにしています。本当に綺麗だと思って『綺麗』と言わないと、リスナーには伝わらない。だから常に新鮮な気持ちで感じるようにしているんです」。
水曜日7:50過ぎには、千葉情報発信のコーナーでまいぷれスタッフ登場!
お歳暮・手土産におすすめ
船橋市のカタログギフト発売!