平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機に創設された「防災とボランティア週間」は、災害時における自主的な防災活動やボランティア活動の認識を深めるとともに、災害への備えの充実強化を図ることを目的としています。
毎年、阪神・淡路大震災が発生した1月17日が「防災とボランティアの日」、1月15日から1月21日までが「防災とボランティア週間」と定められています。
阪神・淡路大震災から24年が経過し、過去の災害の記憶を風化させず、今後、発生が懸念されている首都直下地震等に対する備えや防災力の向上を図るため、船橋市東消防署管内におきましても、防災訓練や車両による広報等を実施するとともに、管内の鉄道、大型物品販売店様等に防災意識の向上、啓発放送のご協力をいただくなど、地域・事業所等との連携強化による地域の防災力向上を積極的に推進しています。
東消防署では当該週間内に災害時に寝泊まりにも使用できるエアーテントの設営訓練及び災害時には水がなくても使用できる簡易トイレの設置訓練を行いました。
「自助」とは、自分の身は自分で守る。家庭で日頃から災害に備えたり、災害時には事前に避難したりするなど、自分で守る事を言います。
「共助」とは、災害発生時に家族や友人をはじめ、近所の要援護者の避難に協力したり、地域の方々と消火活動を行うなど、周りの人たちと助け合うことを言います。
「公助」とは、市役所・消防による救助活動や支援物資の提供など、公的支援のことを言います。
大規模災害発生時には「公助」にも限りがあり、より、多くの方々を救うためには、「自助」が必要です。
その「自助」のまず第1歩となりますのが、災害に対する備えになります。
具体的には、
飲料水 1人1日3リットルが目安
非常食 ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ などを3日分以上備えましょう。
「備えよう水と食料3日分」
より多くの方を救うためにご協力をお願いします。