この時期は脳梗塞の発症が一年の中で一番多くなるといわれています。
西洋医学的にも、夏は汗をかき身体の水分が減り血液がドロドロになると考えられています。

特に、肩こり、頭痛、手や足の痺れ、イライラしやすい、動悸しやすい、足に静脈瘤が出ている、
舌や唇が紫色、サメ肌、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病などの症状がある方は要注意です。
女性ではさらに、生理不順、生理痛がひどい、生理に血の塊が混じる等も血流が悪いサインです。

血流をよくする漢方薬として丹参(たんじん)が注目されています。
丹参は、富山大学、横澤教授の二十年余りの研究により血流を改善することで、腎臓機能を改善することや認知症の予防、血管の酸化を防ぐことでの老化予防などの効果が報告されています。

また、丹参だけで服用するよりも川芎(せんきゅう)、紅花(こうか)、木香(もっこう)、香附子(こうぶし)、
赤芍(せきしゃく)を合わせる事で血流や血管の詰まりを改善する効果がしっかりと発揮されます。

これらを合わせた漢方薬として、冠元顆粒（かんげんかりゅう）があります。

血流が悪くなるということは原因となる病気など身体の不調が何かあるはずです。
安易に症状を取る薬を飲むだけでだけでなく、漢方薬で原因から改善し脳や心臓を守りましょう。