バスドラムのダブルが早くなる原因と「待つ」ための練習法
川島広明ドラム教室

ダブルの直前までリラックスして待とう!
こんにちは!
船橋日大前駅から徒歩6分、川島広明ドラム教室です。
「バスドラムのダブルを入れようとすると、なぜか早くなってしまう…」
「遅れるのが怖くて、つい先に踏んでしまう…」
ドラム歴半年〜数年くらいの方から、特に多くいただくお悩みです。
リズムの中でダブルを入れる場面になると、
・構えてしまう
・足に力が入りっぱなしになる
・結果的にテンポより前に出てしまう
という悪循環に陥りがちです。
まずお伝えしたいのは、これはセンスや才能の問題ではないということです。
原因はとてもシンプルで、「意識しすぎていること」からくる力みにあります。
この記事では、
・なぜダブルが早くなってしまうのか
・意識しすぎると身体とメンタルに何が起きるのか
・安定したダブルのために必要な「待つ感覚」
・今日からできる具体的な練習方法
を、理屈 → 感覚 → 実践の順に整理してお話しします。
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■ なぜバスドラムのダブルは早くなってしまうのか?
多くの方は、ダブルを踏む直前にすでにこんな状態になっています。
・「遅れたらどうしよう」という不安
・ダブルを“成功させよう”という強い意識
・足に力を入れたまま待ち構えている状態
この時点で、身体はもう「構えた状態=力んだ状態」になっています。
すると、
・足首や太ももが固まる
・動きがワンテンポ遅れそうになる
・それを避けようとして、早めに踏んでしまう
という流れで、結果的にダブルが走り気味になるわけです。
これは「技術がないから」ではなく、不安によって身体の自然な動きを自分で止めてしまっている状態だと考えてみてください。
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■ 「意識しすぎ」が生む2つの問題
1)身体的な問題:常に力が入り続ける
「ダブル=速く踏まなきゃいけない」「ダブル=強い力が必要」といったイメージを持っていると、ダブルを入れる数拍前から足に力が入りっぱなしになりやすいです。
ですが実際には、
・力を入れ続ける
・動作が重くなる
・むしろ速い動きができなくなる
という真逆の結果を生んでしまいます。
2)心理的な問題:不安が判断を狂わせる
「遅れたらどうしよう」という不安が強いと、
・正確なタイミングそのものより
・「間に合うかどうか」だけを気にしてしまう
という状態になりがちです。
このとき、頭の中は音楽の流れではなく不安への対処でいっぱいになっています。
その結果として、安全策として“早めに踏む”という選択をしてしまうんですね。
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■ ダブル成功のカギは「待つ」「リラックスする」
ここで大事な考え方があります。
ダブルは「準備して踏むもの」ではありません。直前まで“何もしない”状態から出てくる動きです。
「意識しない」と聞くと、
・適当に踏む
・タイミングを気にしない
という意味に感じてしまうかもしれませんが、そうではありません。
・タイミングはしっかり感じている
・でも身体は力んでいない
・必要な瞬間にだけスッと動く
この“静かに構えている”ような状態を作ることが目的です。
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■ すぐ実践できる練習方法①|ダブル直前まで“何もしない”
シンプルな8ビートや16ビートの中で、次のことを意識してみてください。
・ダブルが入る直前まで
・足はペダルに乗せたまま
・余計な力を入れずに「待つ」
「次はダブルだ」と思った瞬間に、息が止まったり太ももが固まったりしやすいので、
・呼吸が止まっていないか
・太ももやふくらはぎに力が入りっぱなしになっていないか
をチェックしながら、ゆっくりしたテンポで練習してみてください。
テンポが遅いほど、「いつまで待てばいいか」がはっきり分かってきます。
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■ 練習方法②|「ダブル=力が必要」という思い込みを外す
次のステップとして、あえて小さい音量でダブルを踏む練習をしてみましょう。
・大きな音を出そうとしない
・スピードよりも「動きの滑らかさ」を優先する
・足首が自然に動く感覚を探す
この練習を続けていくと、
・「思っていたより、力を入れなくても踏める」
という感覚が少しずつ出てきます。
これは、“力まないダブル”へ一歩踏み出せているサインです。
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■ 練習方法③|「脱力している方が速く動ける」体験を作る
最後に大切なのが、「力を抜いた方が速く・安定して動ける」という体験を、身体でしっかり味わっておくことです。
・力で2連打しようとする → 動きが詰まってバタつく
・力を抜いて「落とす」ように踏む → 動きがつながって滑らかになる
この違いを、メトロノームを使いながら確認してみてください。
テンポを少しずつ上げていくと、
・力んだダブルは途中で破綻しやすい
・脱力したダブルの方が、結果的に高いテンポまで安定しやすい
ということが実感できるはずです。
この「脱力している方がうまくいく」という感覚が、メンタル面の安心にもつながっていきます。
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■ まとめ|正しい考え方と練習で、ダブルは必ず安定します
バスドラムのダブルが早くなってしまう一番の理由は、
・技術不足やセンスの問題ではなく
・不安からくる「意識しすぎ」と「力み」
にあります。
ダブルは、
・構えて踏むものではなく
・直前までリラックスして「待ち」
・必要な瞬間に自然と出てくる動き
という前提で考えてみてください。
● 今日から意識したいポイント
・ダブル直前まで、足はペダルに「乗せておくだけ」にする
・あえて弱い音量のダブルで、力を抜いた動きを探す
・メトロノームを使って「脱力している方が安定する」テンポ体験を作る
正しい考え方と練習を積み重ねていけば、ダブルは必ずリズムの中で安定していきます。
焦らず、一つひとつ感覚を積み上げていきましょう。
当ドラム教室では、今回の内容のような楽譜や動画からは見えにくい「頭の中で何を意識しているか」を中心にレッスンしています。
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