シンボルカラーの赤とメタリックがギラリと光る外観

写真はオープン日の5時20分から並んだ1番乗りの男性。
船橋市民の方で、自宅から1時間かけて歩いてきたそうです。
元々、蒙古タンメン中本が好きで千葉出店には「嬉しいです」との一言。

雨の中並んだお客さんはなんと約100人越え！
10時30分に前倒しして開店となりました。

新規オープンだけあり、真新しさに溢れる外観と店内。蒙古タンメン中本の代名詞でもある中華鍋を振る「あおり」は3台用意され、ピーク時に威勢良く鍋が振られる様子は圧巻です。

白根氏はこの店舗の立地・内観を見て、ショッピングモールの施設内なのに開放的で路面店的な雰囲気が気に入ったそうです。

中本自慢の味噌タンメン・北極ラーメン・蒙古タンメンから2つを選べる「得々セット」や実食の様子を収めた動画など、盛りだくさんの内容でお届けします。

3種類から2つのラーメンを選べる得々セット

千葉初出店を記念して作られたお得なメニューが得々セット750円。蒙古タンメン中本のベースである味噌タンメンと人気ナンバーワンの蒙古タンメン、定番メニューの温かいラーメンでは辛さナンバー1の北極ラーメンの中からハーフサイズ2つを選べる、船橋店だけのお得なメニュー。

選べるラーメンは以下の3種類です。
■味噌タンメン（辛さ3※中本基準、以下同）
蒙古タンメン中本の基本となるラーメン。豚足、ゲンコツ、鶏ガラ、野菜、背脂などからダシをとったスープとたっぷりの肉野菜を中華鍋で炒め、さらに大鍋で煮ることで豚肉や野菜からコクと旨味を引きだし、スープ全体に行き渡らせています。辛い食べ物が大丈夫な人にとってはピリ辛レベルです。

■蒙古タンメン（辛さ5）
オリジナルにブレンドされた一味唐辛子と秘伝の味噌ダレで作った辛し麻婆豆腐が味噌タンメンにのると蒙古タンメンになります。辛さは5にアップしますが、辛いものがわりと平気な取材陣は辛さと旨さを堪能できました。

■北極ラーメン（辛さ9）
煮込む時に野菜が入らないので辛さを追求したラーメン。スープ、味噌ダレ、大量の一味唐辛子と豚バラ肉を煮込んで作られ、温かいラーメンメニューでは最高峰の辛さ。辛さは蒙古タンメンと比べて1.8倍となっていますが、体感は3倍ぐらいです。すすってはいけません、かなりの確率でむせることになります。

最初は辛さに面食らいますが、この辛さの向こうにコクと旨味、そして甘みを感じることができたら、あなたも立派な中本フリークです。

複数の唐辛子をブレンドして中本オリジナルに作られた一味。その品種や数などは非公開のトップシークレット。それぞれの唐辛子が、辛さと甘みを増す、麺と絡む、スープと絡むなどの役割があるそうです。

また、味噌ダレも門外不出で、スープや一味唐辛子の辛さに合うように調合されています。

店主・白根誠氏は千葉に熱い想いを持ってくれていた！

開店以来、これまで東京・神奈川・埼玉で20店舗近い店舗を展開するまで成長した『蒙古タンメン 中本』。船橋店は現在の店舗では18店舗めとなりますが、以前から千葉で出店したいとの希望があり、千葉、柏、松戸、船橋で念入りに出店地選びをしていたそうです。

ビビット南船橋の店舗は、「周りの雰囲気が良く、その県で賑わっている土地でラーメン屋として勝負できる場所」という白根氏の中本出店の基準を満たし、しかもビビットの担当者が何度も東京に足を運び、真摯に誘致したことが決め手となりました。その誘致にかける情熱は、白根氏が最初のお店をオープンするときに抱いていたかつての情熱と「似ていたかもしれない」と教えてくれました。

蒙古タンメン中本のラーメンを未体験の千葉のラーメン好きに対してコメントをお願いすると「中本のラーメンはスープを作って終わりではなく、店で鍋をふってスープと肉野菜を炒め、大鍋で煮込むことでコクと旨味の溢れるスープになるんです。“調理”という手間暇がかかり、旨味、コクが加わった辛いだけじゃないラーメンをお楽しみに！」と語ってくれました。また、隣接のららぽーとには一風堂や松戸富田製麺もあり、白根氏は「有名店と勝負できるのは“面白い！”」と豪快に笑っていました。

オープン当初はレギュラーメニューを提供

オープン当初は限定ラーメンなどは提供せず、味噌タンメン 780円、蒙古タンメン 800円、北極ラーメン 830円、得々セット 750円など、レギュラーメニューがオーダー可能です。

また、持ち帰りの麻婆丼弁当 550円なども、しばらくたってお客様が落ち着いたら提供を開始するとのことでした。

オープン当日は雨にもかかわらず、お店の前は行列の熱気で中本の北極ばりの熱さ。白根氏もテンション高めに「千葉初出店して良かった！」と語ってくれました。まだまだ千葉にいるはずの“旨辛”未体験なあなた、中本の味をぜひ味わいに来て下さい。