地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、船橋の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

船橋の地域情報サイト「まいぷれ」

GO!GO! 千葉ジェッツ

チームのディフェンス意識を高めたフジナガクオリティ~藤永佳昭選手~

前からあたるディフェンスと球際、ルーズボールは誰にもまけない

2019/05/13

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けする千葉ジェッツ公式応援サイトです。どのメディアよりも熱く深い愛情を持って取材記事を更新していきます。
※チャンピオンシップ前に行ったインタビューです。ファイナルのあとにおうかがいしたお話は近日公開します。

“フジナガクオリティ”が引き起こす「フジナガコール」

大野篤史HCが「ディフェンスの意識が高まった」と評した琉球戦で大活躍
大野篤史HCが「ディフェンスの意識が高まった」と評した琉球戦で大活躍
まだJBLだった頃のプレーオフ。代々木第二体育館で繰り広げられた熱戦で、リンク栃木ブレックスが穴のないゾーンディフェンスを披露し、会場は歓声に包まれました。華麗なオフェンスで魅了されたファンが拍手を送る場面はよく見かけますが、ゾーンディフェンスから生まれた歓声を聞いたのはそのときが初めてでした。

あれから数年の月日が経つのに、最近よくその光景を思い出します。
それは藤永佳昭(ふじながよしあき)選手が、完璧なディフェンスを見せて起こした「フジナガコール」のせいかもしれません。
個人のディフェンスを称えてコールが自然発生するのは、千葉ジェッツを長く取材した中でも経験がありませんでした。しかし今シーズンのホームゲームでは幾度となく巻き起こり、最近では藤永選手がコートに入るだけでワクワクし、期待を込めた歓声が起こるようになりました。

今シーズンの千葉ジェッツがディフェンスでまた一つ進化したのは、藤永選手がチームのディフェンスへの意識を高めたからではないでしょうか。
途中から出場して、いきなり100%の力を出す藤永選手に対して、「ディフェンスが持ち味で、少ないプレータイムでも存在感を示す。もし自分が残り2分で出されてベストパフォーマンスができるかというと、なかなか難しい」と富樫選手は話します。富樫選手も加入した初年度はベンチを温めることが多く、「その難しさを知っているので、そこであれだけ流れを変えられる選手というのは、本当にすごいなと思います」

また指揮官の大野篤史ヘッドコーチも、そのディフェンスを高く評価します。「どこで出してもハードワークしてくれて、彼の力が必要なときが必ずある。もう少し起用したいけど、そのときに一番いい5人を出すのが自分の役目。(富樫)勇樹、(西村)文男といいポイントガードが二人いて、いいゲームを作って、いいパフォーマンスをしているので、なかなか藤永に出場機会をあげられていない。その中でもアピールしてくれているのは評価したい。ディフェンスは間違いなくいいので、オフェンス面でアドバイスをして、もう少しゲームメーキングを勉強させてあげたいと思っています」
藤永選手は、今シーズンから千葉ジェッツふなばしに加入しました。富樫選手と西村選手という、リーグでも屈指のポイントガードを有する千葉ジェッツで、プレータイムを得るのは至難の業。実際、藤永選手のプレータイムは短く、出場のない試合も。

それでもブースターは藤永選手の出場を待ち望み、交代を告げられれば惜しみない声援を送ります。それは、点差に関係なく、常に全力で立ち向かう藤永選手のプレーが心に響いている証拠。たとえ大量リードしていても、接戦のときと変わらないディフェンスをするメンタルはどこから来るのか、お聞きしたことがあります。

「観ている人は、だらしないプレーを観たらがっかりすると思うので、勝ってても最後までしっかり突き詰めてやるのが強いチーム。そうじゃなければ次の試合に影響すると思います。最後までしっかりとやる、それは大野HCにも言われていることです」と、藤永選手。

それが“フジナガクオリティ”……。そうつぶやくと、「そうです。そう書いといてください(笑)」と、いつもの人懐っこい笑顔に戻ります。

愛称は「あき」。アキ・チェンバース選手と同じなので、呼ばれれば二人とも振り向いてしまうとか。「空気を読みながら聞き分けたいと思います」と笑う藤永選手。通りかかったアキ・チェンバース選手を呼び止め、「ダブル・アキ!」とポーズをとってくださいました。
チャンピオンシップが近づいたある日、鬼のディフェンスについて、プライベートについて、藤永選手にお話をうかがってきました。

チームとしてディフェンスしている実感が気持ちいい

開幕戦で船橋アリーナ初登場! この日は特別ユニフォームでした。
開幕戦で船橋アリーナ初登場! この日は特別ユニフォームでした。
― お休みの日は何をしていますか?

1週間ほどお休みがあったときは下呂温泉に行ったり、実家に帰ったりしてました。楽しかったです。

― オフのときにチームの方とプライベートを過ごすことは?

年齢が近いので、原(修太選手)や勇樹と過ごすことが多いですね。遠征先でも一緒にご飯食べたり。あとは東海大学のときから知っている石井(講祐)さんのお宅でご飯をごちそうになったり、大宮さんと外出したり、誰ということなくみんなと行きますね。

― チームの中でどのような存在だと思いますか?

練習を引き締める、常に波がないように安定して練習のレベルをあげる、インテンシティを高めるということを意識しています。それがいい練習につながって、試合の勝利にもつながります。試合でも、いつ出てもビシッとやることが自分の役目です。

― あのディフェンスでフジナガコールが起きますよね。

本当に嬉しいです。「ありがとう~!」って思います。すごく気持ちも上がるし、モチベーションも上がります。
前のチームでも歓声があがることはありましたが、コールはなかったので、鳥肌が立ちますね。最高です!
― ディフェンスが得意だと思ったのはいつからですか?

高校くらいからです。小学校までさかのぼっても、ゾーンディフェンスをやったことないんです。ずっとマンツーマンでやってきたので、それがよかったのだと思います。相手のエースにつくように言われていたので、高校くらいから得意なのかなと思っていました。それが自信にもつながりました。ジェッツの中でも、前からのディフェンスと球際、ルーズボールは誰にも負けません!
ポジションはずっとポイントガードなのですが、そのガードをやってきた読みもありますし、経験もあるし、我樹丸さん(多田ストレングストレーナー)の厳しい体感トレーニングのおかげでもあります。

― 読みというのは経験からくるものですか?

経験からくるものですね。わざとこっちに足出しておいて、逆に行かせるとか、誘い込みをします。スクリーンは、ビッグマンが来るまではわざと間をあけておいて、来る瞬間にくっつけばファールにならないし、ついていけます。そういう相手との駆け引きを試合中にして、レベルをあげるようにします。ディフェンスのときにどこを見てるかはあまり意識していないのですが。NBAのディフェンスがうまい選手をよく見て、手の出し方を真似したり。

― ディフェンスには自信を持って入団したと思うのですが、ジェッツの選手はディフェンスが得意な選手が多いのでは?

みんなうまいですよね。ディフェスに関しては、チームディフェンスの中でのポジショニングとか、頑張り過ぎないメリハリとか、それは大野さんが細かく指示をくれるので成長できたと思います。それが徹底されているので、一人で頑張るのではなく、チームとしてディフェンスしているという実感があり、だからこそ気持ちがいいですね。連動していて楽しいです。そのチームディフェンスの質をあげるには、最初にプレッシャーをかけるガードの責任は大きい。ガードの背中をみんな見ているので、ガードが頑張ればみんなが頑張る。そういういいチームです。

― そうやってチームの士気をあげた試合がたくさんありますよね。

はい。そこでみんなが乗ってきてくれるので、最高です。
例えば、自分がプレッシャーをかけて、誰かがスチールしてくれたらすごく嬉しい。たとえ自分の数字にはならなくても、チームが勝つことが大事です。
― オフェンスに関してはどうですか?

ジェッツに来て学んだことが多いですね。一緒に練習していれば、嫌でも身につきます(笑)。フローターシュートも、勇樹のを見ながらよくなっていると思います。オフェンスの組み立て方という面でも、本当に勉強になったと思うことがたくさんあります。外ばかりじゃなくて、自分からペイントタッチをしていってインサイドを活かすとか、頭を使ってできるようになってきました。すごく知識が増えたという気がします。

― それはジェッツの戦略を理解したということではなく、バスケットを知るという部分ですか?

そうなんです。千葉ジェッツのバスケは走る、フォーメンションを使い分けるということなんですが、バスケットの根本にある考え方ですね。バスケットとは?というところが、いい勉強になっているので、これからまた極めていきたいと思います。

― 石井選手とよく練習するとお聞きしました。

はい。試合に出ていない分、コーチとワークアウトして補っているのですが、石井さんも一緒にやってます。
石井さんはディフェンスが本当にうまいんです。相手が嫌がるディフェンスをします。1対1のディフェンスは本当にうまいと思います。

― どういうところが上手いと思いますか?

手の出し方です。ここに来るか?というくらい手を出してくる。古武術みたい、さすがサムライですよ(笑)。何度もチームが救われています。

「それでも千葉ジェッツに移籍してきてよかった」

激しいディフェンスで倒れることもしばしば。仲良しの原選手に足をつかまれて…
激しいディフェンスで倒れることもしばしば。仲良しの原選手に足をつかまれて…
― ジェッツに移籍してきて、得られたことも多かったのですね。

充実しています。移籍は自分で決めたことだし、それがよかったかどうかも自分次第です。
他のチームに行ったら絶対に試合に出られるという自信もありますし、スタートでもいけるチームもあると思うのですが、それでもジェッツに来てよかったと思っています。いつかしっかり花を咲かせられるように、今しっかり勉強したい。千葉ジェッツにずっといたいし、優勝に貢献したいです。

― その先に日本代表は?

やるからには目指したいですよね。周りがどう言うかはわからないけど、内に秘めて頑張っていきたいと思っています。
代表に名を連ねる勇樹を見ていると、強い気持ちを持っているし、いつも楽しみながらバスケしているのがこっちまで伝わる。勝負どころでも笑っていられる、あいつのメンタルがすごいですよね。ああいうところは生意気だけど(笑)、すごいなって尊敬します。

― 同じポジションで大学の先輩の西村文男選手からも影響を受けますか?

文男さんは、いつでも点を獲れるのに、それを見せながらもゲームコントロールする人です。勇樹も文男さんも、二人とも時限が違います。Bリーグの中でもずば抜けていると思います。試合によっては、文男さんのほうがいいと思うときもあります。それに文男さんは、本当に信頼度が高い。自分もああいう存在にならないといけないと思います。
ネットにハサミを入れる藤永選手。優勝チームにだけ許されること。
ネットにハサミを入れる藤永選手。優勝チームにだけ許されること。
― 天皇杯で優勝しましたが、どんな景色でしたか?

優勝はプロになって初めてでした。最高以外の言葉が見つからない。

― だからこそリーグも優勝したいですね。

はい。優勝を勝ち取りたい! そこで少しでもいいから試合に出て貢献したい。でも出ても出なくてもやることは変わらないので、いつも通りしっかりやるだけです。
流れがすごく悪くてディフェンスが緩くなったときに出て、ガラッと雰囲気を変えることはできる自信があります。

― 瞬間的に流れを変える自信がありますか?

あります。

― 去年のファイナルにいてほしかったです!

卒業式にはボタンが……

試合前のウォーミングアップでおなじみとなった、トレイ・ジョーンズ選手との“高い高いダンク”!
試合前のウォーミングアップでおなじみとなった、トレイ・ジョーンズ選手との“高い高いダンク”!
― 卒業式や入学式の想い出はありますか?

高校は最後にウィンターカップに優勝して卒業したので、先生もご機嫌で、すがすがしい気持ちで新たな挑戦に行くという気持ちで卒業しました。

―女の子に告白されたり泣かれたりは(笑)?

それはなかったですね(笑)。ボタンが欲しいって言ってくれる人はいて、結構なくなりましたけど。やっぱりバスケ部って人気あったし、強いと人気出るじゃないですか。

― いやいやそれだけじゃないと思いますよ(笑)

そんなことないです(笑)。坊主だったんで、それだけです(笑)。
高校の入学式は、不安とワクワクの入り混じった気持ちでした。人見知りもあって。

― え?人見知りですか?

みんなにはないだろって言われるんですけど、ちょっとあります。

― 友達を作るコツは?

いやー、わかんない。向こうから寄ってきてくれるんです(笑)。そういうオーラがあるんでしょうね(笑)

― 持ってますね!

まあ、自分から話しかけるってことは大事ですよね。波長が合うとか合わないとかあると思うので、いずれは波長が合う人間が集まって友だちができると思います。
ハートをというリクエストに、「やったことない」と言いながらも!
ハートをというリクエストに、「やったことない」と言いながらも!
試合後の囲み取材でも、いつも誠実に受け答えする姿が印象的な藤永選手。
タオルにサインをいただきましたので、抽選で3名様にプレゼントします。
ドリブルワークとブースターのみなさんへのメッセージを、動画で撮らせていただきました!
ドリブルのつき始めや終わりを高いポジションにするところが撮りたくてお願いしたら、バッチリと!

Twitterキャンペーン 応募方法

こちらのキャンペーンは締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!

今回は、直筆サイン入りタオルを3名様にプレゼント!
応募方法は簡単です。みなさんのご応募お待ちしております!

1. 「まいぷれ市川」の公式Twitterをフォローする
2. 該当ツイートをリツイートする
3. 藤永選手へのあつーいメッセージや質問がある方はコメント欄に記入


応募締め切りは、2019年5月20日(月)です。

まいぷれ編集部の独断と偏見により、3名様に藤永佳昭選手のサイン入りタオルをプレゼント(^_-)-☆

当選者の方には、5月20日(月)頃に「まいぷれ市川」のTwitterアカウントからメッセージを差し上げます。

※郵送先は当選通知と同時にお尋ねします。もし数日返信がない場合には、他の方へと当選を変更させていただく場合がありますのでご了承ください。
3枚のうち、1枚だけハート付きです! ご希望の方はコメント欄にご記入くださいね!
3枚のうち、1枚だけハート付きです! ご希望の方はコメント欄にご記入くださいね!

PICK UP 船橋のお店 ~グルメ~

  • 中国料理 東魁楼本館

    中国料理 東魁楼本館

    船橋市本町4-36-17

    [ 中国料理 ]
    伝統的な料理から素材をいかした新感覚の海鮮料理まで

  • 炭火焼鳥と旬彩 雅

    炭火焼鳥と旬彩 雅

    船橋市二和東6-11-21

    [ 焼鳥屋 ]
    落ち着いた空間でこだわりの串焼きを楽しめる 二和向台の焼鳥屋

  • 串焼き ざんく

    串焼き ざんく

    船橋市本町6-2-10 107

    [ 居酒屋 ]
    毎日朝7時まで営業! 旬の海鮮料理や焼き鳥が絶品 船橋の居酒屋

  • 新日本料理 伸幸

    新日本料理 伸幸

    船橋市本町4-5-18

    [ 日本料理店 ]
    家族で大切な時間を過ごせる場所 料亭の味を良心的な価格で楽しむ

  • FOODS BAR BLUE CANARY 本店

    FOODS BAR BLUE CANARY 本店

    船橋市本町4-16-33 山清ビル2階

    [ オーセンティックバー ]
    船橋駅南口 1989年創業 心安らぐ老舗オーセンティックバー

  • 立飲処けっぱれ

    立飲処けっぱれ

    船橋市本町4-42-8

    [ 居酒屋 ]
    船橋駅近! 自家製おつまみが人気の立ち飲み居酒屋 昼飲み歓迎♪

お歳暮・手土産におすすめ
船橋市のカタログギフト発売!