地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、船橋の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

船橋の地域情報サイト「まいぷれ」

GO!GO! 千葉ジェッツ

原修太選手 「適当」を目標に掲げて走り抜けたシーズンを振り返る

オリンピックを見据え、この夏は3人制バスケのプロリーグにも挑戦!

2019/06/28

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けする千葉ジェッツ公式応援サイトです。どのメディアよりも熱く深い愛情を持って取材記事を更新していきます。
今シーズンは、試合後の囲み取材で「いい意味で適当にやる」と発言し、幾度となく記者を驚かせてきた原修太選手。
実は1年ほど前のオフシーズンから、原選手は「適当」を目標にすると明言していました。私も初めて言われたときには面食らいました。「適当」という言葉がスポーツ選手から出て来るとは。
でもそれは「いい加減」という意味ではありません。考えすぎず、瞬時に次へと頭を切り替えて常にプレーに集中する。そのポジティブな気持ちを言い当てるのに、原選手の中では「適当」という言葉がピッタリのようなのです。そしてその「適当」こそが、試合で見せるメンタルの強さを引き出したように思います。
開幕前に体調を崩して心配されましたが、シーズンが進むごとに調子を上げ、ファイナルのアルバルク東京戦では攻守に渡ってチームに大きく貢献しました。そんな原選手の成長について大野篤史ヘッドコーチは、「嬉しい」と目を細めます。この3年間、大野ヘッドコーチが求め続けてきたことは、原選手の中にしっかりと根付いてきたようです。「アグレッシブなディフェンスをと大野さんに言われ続けて、レギュラーシーズンの60試合を戦ってきた。だからどんな場面でも自分のプレーをする準備はできている」と、自信を持ってチャンピオンシップに挑みました。
残念ながら優勝は逃したものの、特に第3クォーターでの原選手の活躍は目を見張るものであり、最後の最後まで勝敗がわからない戦いができたのはチームが成長した証です。
ファイナルのことや、初めての参戦を表明した3人制バスケットボールのことについて、お話をうかがいました。

ファイナルで見せた存在感は来季への希望

― 二年連続でファイナルに出場しました。二度目のファイナルを戦って、どのような想いが残っていますか?

昨シーズン以上にチーム全員が手応えと自信を持っていたので、終わった瞬間は、本当に悔しいというひと言に尽きました。

― それは、いままで味わったことないような?

そうですね。どう悔しいかということではなく、ただただ悔しい。ファイナルの試合後に行われた囲み取材でも、悔しいとしか言えなかったですね。
― 試合後には、最後の富樫選手へのパスについて言及されていました。
(2点差に追い上げた第4Q残り17秒、スチールから原選手のパスが富樫選手につながらず、相手ボールとなった)

はい。あれはただのパスミスです。反省しなくちゃいけない。来シーズンに向けて、いい時間帯で使ってもらうためには、ああいうミスはなくさなきゃいけないと思っています。

― パスミスがあったかもしれませんが、それ以上に、貢献度が高い試合でした。

どうなんですかね。やっぱり決勝という舞台で長い時間使ってもらったのは、いい経験になりました。でも、ああいうミスしたのは来シーズンにつなげないといけないと思います。そういう意味では、いい経験も悪い経験もできたファイナルだったと思っています。
― 今シーズンはどういうシーズンでしたか?

個人的に、コンディションの面ですごく大変なシーズンでしたが、それを乗り越えてやってきました。いい意味で「適当に」楽しもうという気持ちが芽生えて、気持ちの余裕が出ました。追い詰められてバスケをしている状況ではなかったので、それがいい方向に向かったと思います。

― 体調不良の時期は、もどかしさを感じていたのでは?

仕方のないことなので、そんなに深く落ち込んだということはないですね。アーリーカップでチームが大勝したときは若干の焦りがありましたが、でも自分はやるべきことをやるしかないと思っていましたので、マイナスになることはないと思います。祐輔さん(池田祐輔アスレティックトレーナー)ともいろいろ話しながら、シーズンの過ごし方やトレーニングの方法を考えています。

― ポジションは、すっかり3番が定着しましたね。

正直なところ、2番でも3番でもできるのかなと思っています。仮に相手チームの2番がすごくデカい人であれば、2番もできます。自分の強味として、2番でも3番でも変わりなくつけることだと思っています。
― さらにフィジカル強くなりましたよね。

よく言われますが、そこまで意識していないです。当たり負けしない自信は去年からあったので。今シーズンはディフェンスでの駆け引きを覚えたので、そこが成長できた部分だと思います。

― オフェンス面では、状況判断をしてドライブしていきたいということもおっしゃってました。

昨シーズンよりも、フィニッシュまで行って決めきる場面がいくつかありました。まだまだですけど、もっと磨きをかければ、自分の武器になると思います。判断ミスというのは誰にでもありますが、そこはコミュニケーションでカバーしていく部分です。今年はチームとして全員にボールがまわるオフェンスだったので、いくつかの選択肢がある中での状況判断になり、自分としてもやりやすかったです。

― 来期もそこに磨きをかけるということでしょうか。

まずはディフェンスで貢献すること。そうすればプレータイムも伸びてくると思います。プレータイムは意識していますが、個人のスタッツというよりは、ああいう大事なところで使ってもらえる試合を60試合していきたいと思っています。

この夏は3人制バスケのプロリーグに挑戦!

― TOKYO DIME.EXEのメンバーとして、「3x3.EXE PREMIER」に参戦することに決まりました。

今年はオリンピックの前の年で、経験を積み、ポイントもかせがないといけないので参加しようと思いました。4年くらい前、岡田(優介)さんがジェッツにいるときからずっと誘ってもらってました。ただ自分としては、まず5対5でちゃんとできなければという想いもありましたし、身体を作りたいということもありました。オフシーズンにやるスポーツですが、オフシーズンは身体を作りたかったので断ってきました。今年は3人制の代表に入れるかもしれないという可能性があり、新しいことを始めるなら、ずっと誘ってくれている岡田さんのチームが一番やりやすいのかなと思いました。だからプレミアでやるって決めたときから、DIMEでと思っていました。

― ボールも違うし、屋外でもやるし、5対5とは違う難しさがありますよね。

そうですね。ただ2月にも代表の合宿に参加していますし、この前も合宿に参加しているので、そこまで違和感はないのかなと思います。3対3は違った競技と言ってもいいと思いますが、慣れてきました。まだまだ本当に序の口だと思いますけど、どういう感じかつかめているので、あとは経験を積んでいきたいと思います。
― 活躍する自信のほどは?

外国籍選手が多いと思いますが、身体を活かして、Bリーグで外国籍選手とマッチアップした経験から自信をもって臨みます。ディフェンスもオフェンスも通用できると思います。無理せず頑張りたいと思います。

― 最後に、ブースターのみなさんにメッセージをお願いします。

今シーズンもたくさんの声援を本当にありがとうございました。ブースターのみなさんの大きな声援がなかったら準優勝もできなかったと思いますし、シーズン52勝8敗という新記録も樹立できなかったと思います。来シーズンこそ、本当に来シーズンこそ、Bリーグを制覇したいと思っているので、より多くの声援をお願いします!
アーリーエントリーで入団したての頃、3ポイントシュートが武器だと答えていました。
大学を卒業し、ルーキーシーズンが始まると、ディフェンスを頑張りたいと言うようになりました。優勝したときに自分が主力としてコートに立っていたいとも。
そして外国籍選手にも当たり負けしない身体を作り、ディフェンスとリバウンドにフォーカスしながらも、ドライブで相手を切り裂くプレースタイルを身に付けました。
この3年でこんなにも頼もしくなり、自信を持つようになり、成長し続けています。来季こそ、主力選手としてチームを優勝に導いてほしいと、そんな風に思ったインタビューでした。

3人制バスケは、10分間で勝敗を決める、スピーディーかつハードなバスケットボール競技。
3x3.EXE PREMIERのロスターは開催日の数日前に発表されますので、原選手が出場の際は、ぜひ会場で応援してくださいね!

さてさて、まいぷれでは原選手のサイン入りポスターをプレゼントするTwitterキャンペーンを開催中です!

Twitterキャンペーン 応募方法

こちらのキャンペーンは締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!

今回は、直筆サイン入りポスターを5名様にプレゼント!
応募方法は簡単です。みなさんのご応募お待ちしております!

1. 「まいぷれ船橋」の公式Twitterをフォローする
2. 該当ツイートをリツイートする
3. 原選手へのあつーいメッセージや質問がある方はコメント欄に記入


応募締め切りは、2019年7月7日(日)です。

まいぷれ編集部の独断と偏見により、5名様に原修太選手のサイン入りポスターをプレゼント(^_-)-☆
そのうちの1枚は、イラスト入りの特別バージョンです。さて、このイラスト、誰の似顔絵でしょうか?
特別バージョンをご希望の方は、該当ツイートのコメント欄に答えを書いてくださいね!


当選者の方には、7月9日(火)頃に「まいぷれ船橋」のTwitterアカウントからダイレクトメッセージを差し上げます。

※郵送先は当選通知と同時にお尋ねします。もし数日返信がない場合には、他の方へと当選を変更させていただく場合がありますのでご了承ください。

おまけ 原選手の成長を写真で追ってみた

【2015-16シーズン】<br>2016年2月7日撮影 記念すべき初取材。<br>当時は国士舘大学の4年生。
【2015-16シーズン】
2016年2月7日撮影 記念すべき初取材。
当時は国士舘大学の4年生。
【2016-17シーズン】<br>2016年9月24日撮影 ルーキーイヤーから大活躍!
【2016-17シーズン】
2016年9月24日撮影 ルーキーイヤーから大活躍!
【2017-18シーズン】<br>2017年9月1日撮影 末っ子キャラながらも、強靭な身体で頼もしい存在に!
【2017-18シーズン】
2017年9月1日撮影 末っ子キャラながらも、強靭な身体で頼もしい存在に!
【2018-19シーズン】<br>2019年1月30日撮影 オフェンスでも存在感を示したシーズン!
【2018-19シーズン】
2019年1月30日撮影 オフェンスでも存在感を示したシーズン!
お歳暮・手土産におすすめ
船橋市のカタログギフト発売!