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ふなばし人脈駅伝

島田裕二さん インタビュー

船橋の子どもたちに生き抜くための力を!

2014/10/03

島田 裕二(しまだ ゆうじ)さん

 出身地:広島県 福山市
 船橋の好きなところ:開拓や発展の余地があるところ

 株式会社3Sアカデミー 船橋認定家庭的保育所 所長
 会社所在地:船橋市宮本1-20-10 五十嵐ビル1F
 
http://3sacademy.blog.fc2.com/

「ふなばし人脈駅伝」第10回! 

3Sアカデミーの素敵なロゴマークを崇めている木村です。
3Sアカデミーの素敵なロゴマークを崇めている木村です。
涼しい秋を迎え、すっかりテンションも上がってきた編集部 木村です!
今回は「ふなばし人脈駅伝」節目の第10回をお届けしますよー!

今回取材させていただいたのは
株式会社3Sアカデミー 船橋認定家庭的保育所 所長 島田裕二さん
です!

前回ご登場くださった柿沼さんからは、
「幼児を預かる保育士の顔と、格闘技のビッグイベントで荒くれ共を裁くメインレフリーの顔をもつ魅力的な方です」
とのご紹介をいただいております。

幼児をあやしながら、かつ大男たちを相手にとるとはいったいどんな方なんでしょう……。
異色の取り合わせに至った経緯なども気になるところです!

それでは島田さん、よろしくお願いします!

子どものための3Sアカデミー

子どもたちが遊ぶお部屋の様子です。<br>木村も童心に返ってばっちり遊んできました。
子どもたちが遊ぶお部屋の様子です。
木村も童心に返ってばっちり遊んできました。
―「3Sアカデミー」はどういう施設なんでしょう?
2013年の4月に開校したんですが、元々は英語や運動を教える学童保育をメインとしてスタートしました。
ただ、他のニーズもあるなあということに気づいて、「3Sキッズ」という名前で、船橋市の認定資格を取得して家庭的保育ルームの運営も始めたんです。
保育以外の時間帯で小学生向けの英語指導などを行っているんですが、船橋市では小学1年生から英語の授業を取り入れているので、スムーズに取り組むことができますね。
これからは船橋市全体の英語教育や保育に関わっていって、教育長になれるくらい尽力していきたいですね(笑)

―施設の運営で大事にしていることを教えてください!
やっぱり、安全・安心に気を配ることです。
保育で預かる子どもたちは0~2歳児なので、小学生と比べてより注意してケアしなければなりませんしね。
なにより満足に言葉を話せないので、様子をしっかり見たりだとか、とにかく万全の注意を払うようにしています。
また格闘技に関わっていることを主張してしまうと、うちの子を野蛮にされるんじゃないか、といった心配をなさる親御さんもいらっしゃるので、その点にも気を遣っています。

運命に導かれたレフェリー人生

レフェリーをされている島田さん。<br>木村だったら恐ろしくて冷静にレフェリーをこなす余裕なんてなさそうです……。<br>出典:http://www.kobe-kanagawa.jp/voice/000716/
レフェリーをされている島田さん。
木村だったら恐ろしくて冷静にレフェリーをこなす余裕なんてなさそうです……。
出典:http://www.kobe-kanagawa.jp/voice/000716/
―格闘技レフェリーとしてご活躍とのことですが?
はい、現在でもアジアを中心として週末はレフェリーの活動は続けています。
レフェリーになったきっかけは、まあ一言で言えば運命、だったんですよね。
元々プロレスが好きで、大学生の時に当時流行り始めた関節技に衝撃を覚えたんですよね。
そんな時に雑誌に「プロレスの神様」と呼ばれたカール・ゴッチというレスラーが出ていて、ぜひ会いに行きたいと思いました。
それでその雑誌の編集長のところに行って相談したら、娘さんの旦那さんが日本人だからその人のところに訪ねてみたらどうかと勧めてくれて。

その方が実はレフェリーだったんですよね。
アポも取らないままにアメリカに行ったんですが、来ちゃったものは仕方ない、ということでお会いすることができました。
そうしたらある興行のお手伝いに行った時に「レフェリーやってみな! 教えるから!」って言われたんです。
ろくに教えてもらえないままリングに上がったんですけど、それがレフェリーとしてのデビュー戦でしたね。
でもその直後にその方が亡くなられてしまって、「お前、レフェリーやれ」という言葉が遺言になりました。
その言葉を胸に、これまでずっとレフェリーを続けています。

子どもたちに対する思い

ここに書ききれないくらいのたくさんの話を伺いました。<br>気になる方はぜひ遊びに行ってみましょう!!
ここに書ききれないくらいのたくさんの話を伺いました。
気になる方はぜひ遊びに行ってみましょう!!
―なぜレフェリーでありながら保育や英語教育に携わろうと?
レフェリーとして海外を渡り歩く中で、これからの日本では英語教育が欠かせないな、という思いを強く持ちました。
また、海外と日本を比べると、日本の子どもたちは教育の機会には恵まれているものの、世界で活躍するためのチャンスや、手を差し伸べてくれる人が少ないなと感じました。
だからこそ、日本の子どもたちへの英語教育などを通して、自分の力で生きられる、口を開けて餌を待つのではなく自ら狩りに行くことができるような人材を育てたいと考えたんです。
また、長年格闘技の世界に身を置いてきて、一流の人たちが陰ながら努力を重ねる姿勢や、力を振るうことの危険性を目の当たりにしてきました。
そうしたことを今の子どもたちに伝えたいという思いもあります。


―これからはどんなことに力を入れていきたいですか?

小学生や中学生を対象に、実際にお金を稼ぐことができるような就業体験、というものを実現したいですね。
ただ体験して楽しかった、で終わるのではなく、お金のやりとりがあるからこそ責任も生まれる。
そうした体験を通して、お金の大切さや親への感謝を学べるのではないかと思います。
無駄遣いしないようになったり、わがままを言わなくなったりね。
船橋には面白い会社やお店がたくさんありますし、ぐるぐるいろんなところを回るうちに「この仕事って面白い!」と思ったりするかもしれませんよね。
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