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ふなばし人脈駅伝

河村留理子さん インタビュー

船橋をもっと身近に音楽を味わえるまちに!

2014/10/31

河村 留理子(かわむら るりこ)さん

 出身地:千葉県 船橋市
 船橋の好きなところ:いろんなことがまとめてできちゃうところ
 
 ジャズシンガー
 河村留理子オフィシャルWEBサイト:
http://looloo-ruriko.com/

「ふなばし人脈駅伝」第13回! 

今回の取材場所は西船橋の「Casual bar 凪」さん。<br>その理由は……?
今回の取材場所は西船橋の「Casual bar 凪」さん。
その理由は……?
企画開始から半年を迎え、第13回を迎えました「ふなばし人脈駅伝」。
ついに、女性の方が初登場します!

今回お話を伺ったのは
ジャズシンガー 河村留理子さん
です!

前回ご登場の松澤さんからは、「エネルギッシュでバイタリティがあり、なにより船橋大好き人です」とご紹介いただきました。
シンガーとしてのご活躍ももちろんですが、それ以外のご活動にも要注目ですよ!

どんな内容かは記事を読んでのお楽しみ!
それでは河村さん、よろしくお願いします!

やむを得ず歌っていたジャズ!?

今回の取材ではなんとライブ直前にお邪魔しております。<br>真剣な面持ちで準備をされている河村さん。
今回の取材ではなんとライブ直前にお邪魔しております。
真剣な面持ちで準備をされている河村さん。
―ライブで歌うのはやっぱりジャズが中心なんですか?
歌うのはスタンダードなジャズだけじゃなくって、例えば
フラメンコの曲や、子供向けにジブリの曲なんかも歌うんです。
ライブで歌うのは、基本的にジャンルを問わず自分が好きな曲ですね。
ジャズシンガーって肩書きですけど、ジャズに対する執着心みたいなものはあんまりなくって。
大学ではジャズ科に通っていたんですが、それまではジャズをほとんど聞いたこともなかったんですよ。
歌うことと英語が大好きで、自分の中でその2つがセットになって「英語の曲を歌いたい」っていうことが頭にあったんです。
大学で英語の歌を学ぼうとすると選択肢はジャズくらいしかなくって、ある意味やむを得ずジャズを歌っていたような感じです(笑)
ジャズに対する執着心が薄いのもそのせいで、だから今でもライブで演奏する曲のうち半分くらいはジャズじゃなかったりします。
今ではもちろんジャズも大好きですが、自分の好きな曲を歌うことでたくさんの人に喜んでもらったり、楽しんでもらったりすることが私の幸せなんですよね。

船橋は寝るための場所でしかなかった

HEAD QUARTERSでのライブ風景。<br>まさか美容室で生演奏が聞けるなんて……!
HEAD QUARTERSでのライブ風景。
まさか美容室で生演奏が聞けるなんて……!
―どこで演奏されることが多いんでしょうか?
今では船橋で歌う機会も結構多いんですけど、以前はほとんど都内での演奏がメインでした。
演奏できる設備や空間がきちんと整っている場所って、やっぱり都内に多いんですよね。
そうなるとご飯を食べたり、友達と遊ぶのも自然と都内になっちゃって、船橋はただ寝るためだけの場所になっていました。
いずれは都内に住むんだろうなーってイメージもありましたし。
でもある時「やっぱり生まれ育った船橋で充実した暮らしを送りたい!」って考えるようになったんですよね。
そしたら船橋をもっと自分にとって楽しい場所にしたい、音楽に親しめるところにしたいって思ったんです。
それが3年くらい前で、あるレストランで生演奏にチャレンジしてみたんですよね。
本格的な音響設備なんてもちろんなかったんですけど、意外とうまくいきました!
そこにお客さんとして聞きに来てくださっていた方から「うちの店でもやってよ!」という声をかけていただいたりして、今では船橋市内のいろんなお店で演奏することも増えてきたんです。
知り合いがたくさんできて、地元のコミュニティにもどんどん入り込めて、船橋が本当に居心地の良い場所になりましたね。

保護動物のためのチャリティコンサート

保護活動をされている「みなしご救援隊」のみなさん。
保護活動をされている「みなしご救援隊」のみなさん。
―保護動物のためのチャリティコンサートも開催されているんですよね!
5、6年前に、たまたま公園で里親を探しているたくさんワンちゃんたちを見かけたのがきっかけなんです。
それが私にとってすっごく衝撃的で、自分に何かできることはないかと考えて思いついたのがチャリティコンサートの開催だったんです。
月に1回のコンサートを続けているんですが、保護活動って、きちんと続けていくことが大事なんですよね。
その時1回きりの寄付やボランティア活動では、だんだんお手伝いの方や寄付金が減っていって、みなさんの記憶からも薄れていってしまいます。
だからこそ継続的な取組みによって保護活動のことを覚えていてもらうことが、多くの動物たちを救うことにつながるんです。

今後は、動物のショーと音楽が合体したイベントを企画したいと考えているんです。
場所がなかなかなくって実現していないんですけどね。
保護が必要な動物たちをなくすためには、寄付や里親探しの活動だけじゃ不十分で、やっぱり市民の方々の考え方を根本的に変えなければなりません。
まずはコンサートや新たに企画するイベントを通して、たくさんの人にこの現状を、保護が必要な動物たちの存在を知ってもらうことが先決かなと思っています。

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