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ふなばし人脈駅伝

梶原崇弘さん インタビュー

船橋の人々の健康を守りたい

2015/11/17

梶原 崇弘(かじわら たかひろ)さん

船橋の好きなところ:人と人との距離が近いところですね。優しい人が多い気がします。

板倉病院
所在地:船橋市本町2-10−1
TEL:047-431-2662

「ふなばし人脈駅伝」第29回!

こんにちは。「ふなばし人脈駅伝」第29回をお届けします!
今回は板倉病院 院長 梶原崇弘さんをご紹介します! 前回ご紹介した稲葉さんからは「若いけれど責任感のある人ですね」とのお言葉をいただいています。
それでは梶原さん、よろしくお願いします!

ずっと身近だった医療、その道を歩んで

――板倉病院はご実家だとうかがいました。
そうなんです。よく「苗字と違うんだ」なんて言われるんですが(笑)、“板倉”は祖父の苗字なんです。この病院はその祖父の代からもう75年続いているんですが、この病院が建っている場所に昔は僕らの家があったんです。両親もこの板倉病院の医者で、その頃から休憩のときに病院と家とを行き来していたり、急患で家を飛び出していったり、医療が生活に密接していたように思います。
そんな中で生活していて、親に「医者になれ」と言われたことはまったくありませんでしたが、漠然と自分も医者になるんだろうなと感じながら育ちました。

――板倉病院の院長になるまでは都内で働かれていたそうですね。
はい、国立がん研究センターや大学附属の病院で医師として働いていました。ですが、実家である板倉病院のことはいつもどこか頭の片隅にはありました。
板倉病院は12万人が住む船橋南部地域における医療の中核を担っています。そこに住む人々のためによりよい医療を提供したい、僕が跡を継いでそれができれば、と思い3年前に院長になりました。

院長に就任してからこれまで

――院長になるにあたってプレッシャーなどはありませんでしたか?
気負う部分は確かにありました。でもそれ以上に病院、ひいては医療がこれからの“超高齢化社会”においてさらに重要なものになってくるだろうということに頭を悩ませていましたから、プレッシャーを感じるどころではなかったですね。これからの社会でこの病院にできることはなんだろう、と考え、病床数を増やしたり患者さんの受け入れ体制を強化したりしました。
こういった変革を通して船橋の南部に住む人々にとっての“医療のパラダイス”を作りたいと思っているんです。医療をいつでも万全の状態で提供すること、それがこの病院の責任ではないかと思っています。

――去年の10月に行われた病院の改修では、“働く環境”にも気を配られたとか。
改修の際には食堂を広くとったり、病院全体に光が入るようにしたりと、働くスタッフが気持ちよく働けるようにと意識しました。
でも設備の充実ばかりが“働く環境”の改善ではないと思っていて、それ以上に働いている人々の関係というか距離感が大事なんだと感じています。医者とスタッフがお互いに意見を言い合ってそれが発展につながるような、そんな関係を目指しています。
また医者・スタッフだけでなく、その家族の方も参加してもらえるようなレクリエーションやイベントなど、交流を図れる機会を作っています。梨園に行ってカブトムシを取ったり、果物狩りをしたりと、みんなで楽しんでいますね。そういった行事での交流でも、家族を通してお互いの信頼関係を作るきっかけになるのかな、なんて思っています。
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