R.14×まいぷれ
第9回目はアート書道家の有松 華風(アリマツカフウ)さん。ご主人のお店を手伝いながら、一方で暖かい作品を生み出す有松さん。自分を表現し、言葉の意味を表現する。言葉の持つ魅力、R.14の言葉のイメージを語る。
西船橋でアート書道家として活動をしている。
一文字に時間をかける写経。
言葉に意識を集中する。
Q.学生時代、運動部との掛け持ちで書道を続けるのは大変ではなかった?
■大変でした(笑) それでも続けられたのは、やっぱり「好き」だからだと思います。やりきりたいと思ったし、どちらも捨てがたいものだったので、掛け持ちしてがんばりました。
Q.現在に至るまでの苦労とは?
■周りの友達がおしゃれをして、好きなことをしていた時、私はお店の手伝いで毎日を過ごしていた。家庭の事情とわかっていたけれども、うらやましくて仕方がなかった。
ただ、苦労とは思わなかったと思う。そんな時にアート書道と出会えたことは、とてもうれしかった。
周りの装飾と合わせて「一つ言葉」
夏に絶対食べたくなる「氷」の一文字。
夜にともる明かり。
「ボォッ」と浮かび上がる言葉と色がひときは目立つ。
Q.有松さんが考える、アート書道で表現できるものとは?
■抽象的ですが「気持ち」や「イメージ」はもちろん、「空間」も表現できると思います。
会話の中から言葉を選び、その言葉の持つイメージだけではなく、会話から連想される情景も表現する。
一文字、一文字に気持ちを入れて描きますが、考えていた以上に奥の深い世界です。
Q.有松さんが好きな言葉は?
■「情」「恩」「縁」「愛」です。すごく人とのつながりを感じさせる言葉です(笑)
この活動が続けられているのは、周りの支えあってのことだと思っているので、描いていてすごく心地いい言葉でもあるんです。R.14もこの言葉に当てはまりますね。素敵なメンバーが集まって、一人ではできないことを周りが支えてくれ、一緒何かを成し遂げようとする力に満ち溢れています!私はマイペースですが(笑)
私の周りにいる方々は「情」があり、私を幸せにしてくれます。
取材場所をご提供いただきました東武百貨店内にある「カフェ ド あいどる」は有松さんの作品にほれ込み、多数の作品を展示 。有松ワールドを垣間見れる空間です。
R.14とは・・・
R.14(アールフォーティーン)はアーティストやアスリートに船橋の国道14号線を拠点として活動の場を提供することで、街を盛り上げる事を目的としたコミュニティーです。