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冬を彩る華やかなシクラメン

更新日:令和4(2022)年6月13日(月曜日)

ページID:P086763

※この記事はバックナンバーです。

お歳暮など冬の贈答用に人気が高い“シクラメン”が12月に入り出荷のピークを迎えています。船橋市では7軒の花卉農家で栽培されていて、それぞれの農家さんがこだわりの一鉢を作り上げます。

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各農家で連携して、船橋のシクラメンを育てています

シクラメンの出荷シーズンのメインは11・12月で、見栄えも華やかなためお歳暮などの贈答にピッタリの花です。品種によって色や形、模様などかなり違いがあるのが特徴です。

市内では昭和40年頃から栽培が始まりました。8軒の農家等で構成する船橋市花卉組合は、定期的に品種や肥料、栽培方法などを情報共有したり、各園を巡回して意見交換をしたりするなど、協力しながらより良い花づくりに励んでいます。

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とても繊細で、栽培が難しい

今年の出来栄えについて、船橋市花卉組合を代表して三咲で営む柳澤さんにお話を伺いました。

「今年は長い梅雨で日照時間が短く成長が遅れ、その後は連日の猛暑で休眠状態となり芽が止まってしまうなど、かなり厳しい条件となりました。天気によってあげる水の量を調整し、ハウスの中の温度・湿度管理に気を遣うことで、天候に恵まれなかった割には仕上がりは良いですね」とのこと。

シクラメンは毎年11月から12月頭に種をまき、1年かけて育てていきます。栽培が難しく、虫や病気にやられやすいことや、天候にも左右されやすいため、多い時はまいた種の半分程度が商品にならなくなってしまうこともあるほど繊細な花なのです。

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理想の形に仕上げるため、形を整える「葉組み」と呼ばれる作業をこまめに一鉢一鉢行います。

 定番から珍しい品種まで 直売でお気に入りの一鉢を

市場に出荷するものは、赤やピンク、白などの定番色が多いのですが、直売所では定番色以外にもオレンジやワインレッド、薄紫などの珍しい色やグラデーション、花びらがフリンジなどの変わり咲きの希少品種も販売されます。また、花のプロが選び方や育て方をアドバイスしてくれますよ。

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環境にもよりますが、2~3日に1度はたっぷりと水をあげて、水をあげたら土を程よく乾かすのが育て方のポイントだそう。

ご自宅に飾るのはもちろん、新型コロナウイルスの影響でなかなか会えない家族や友人など大切な人に、心温まる華やかなシクラメンを贈ってみてはいかがでしょうか。
ぜひ直売所へ足を運び、自分好みの“一鉢”を見つけてみてください!

市内の直売所はコチラ!

営業時間や販売状況など、詳しくは各直売所へお問い合わせください。

直売所 所在地 問合せ
伊藤花園 米ケ崎町425 047-424-6336
有限会社小川鉢花園 高根町1210 047-438-1166
御滝花園 南三咲2-15-6 047-448-2222
金子農園 東船橋1-11-19 047-422-8938
紅和園 二和東2-5-5 047-448-2227
柴田花園 田喜野井4-42 047-462-5008
柳沢園芸 三咲4-12 047-440-1377
お歳暮・手土産におすすめ
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