東京2020オリンピックを見据えたアメリカ男子体操チームの事前キャンプが平成30年6月18日(月曜日)から始まりました。市立船橋高等学校の第3体育館を練習会場として、23日(土曜日)まで滞在しました。
市役所を訪問したアメリカ男子体操チームに対して、市長から「チームが船橋市で事前キャンプを行うことで、新しい歴史の1ページが開かれました。そして、船橋市民の子供達を含め多くの友情が育まれることを期待しています。」と歓迎し、終始和やかな雰囲気で市長表敬が行われました。
夜には、船橋市とアメリカ男子体操チームの事前キャンプに係る協定書調印式及び歓迎レセプションが行われました。2020年までの間、本市をキャンプ地とし、様々な文化交流をする旨の取り決めが行われ、米国大使館からはご挨拶を頂戴しました。歓迎レセプションの最後には、市長からプレゼントが渡されました。
合宿の中日には、船橋港に係留している元南極観測船「SHIRASE5002」と市内にあるサッポロビール株式会社 千葉工場を観光で訪れました。SHIRASEでは、船の中へ実際に乗船して内部の見学をし、ビール工場では、製造過程を見学した後、お揃いの作業服を着て記念写真撮影を行い、出来立てのビールなど楽しみました。
選手(4名)が千葉県のオリンピック・パラリンピック教育推進校に指定されている宮本小学校の児童と一緒に給食を食べるなどして交流を深めました。生徒から「いつから体操をやっているか」など、途切れることなく質問がなされ、会話を弾ませました。その後、同校の生徒が練習場所を訪れ、選手の練習風景を見学しました。児童からは、選手のアグレッシブな練習に歓声があがりました。
市立船橋高等学校の生徒による日本文化紹介として、書道の体験を行いました。書道部の先生や生徒から習った漢字を練習し、最後には、選手が思い思いの文字を日本のうちわに書き、写真撮影をしました。
キャンプ中の練習会場となる市立船橋高等学校では、同校の生徒からの歓迎を受けるとともに、練習で汗を流しました。
時差の疲れを感じさせない世界トップクラスの演技を披露し、日本での調整を行いました。
合宿最終日となった23日(土曜日)には、練習風景を一般公開しました。公開時間は3時間でしたが、760人以上の方が見学に訪れました。
練習の最後には、市内の小学生を対象とした体操体験会が行われ、子供たちは目の前で選手の演技を見学し、その後、一緒に身体を動かしながら体操を体験しました。