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九十九屋さんたの妖怪古今録

風早の人魚

上本郷の人魚、その後


以前、松戸の人魚の話をしたことがありますが、それは上本郷の七不思議として伝わっているものでした。

 昔、松戸の風早神社の近くの者6人が、長者屋敷ででしんこうのお祭りに誘われました。そこで出された料理の一つは人間のような姿をしていました。これが人魚と長者はいいますが誰も手をつけません。食べやすいように切り身にしましたが、だれも食べませんでした。長者さんはそれを土産にするようにして返しました。中の一人は人魚の入った包みを家に持ち帰り隠しておきましたが、娘は何か父親が隠していると見つけてしまい、いい匂いに耐えきれず食べてしまいました。その時、娘にはなにも起こりませんでしたが、何年たっても娘は年をとりませんでした。
 夫にも子供に先立たれ、その娘は既に老婆といっていい歳になり、ひっそり松戸を離れていきました。
 それから何年も過ぎた頃、風早の人が若狭の国で一人の若い尼僧に会いました。彼女は風早の古い話に詳しく、よくよく尋ねてみると、あの娘であったといいます。

この七不思議、現在確認できるものはもう少ないのですが、北松戸駅のスタンプに名残が残っています。人魚ではありませんが、七不思議からとられていて、切られ地蔵と二つ井戸のデザインです。

北松戸駅のスタンプ
<引用:駅スタンプギャラリーより>