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船橋市の中央辺りを縦断するように走る新京成電鉄。
京成津田沼駅から松戸駅までの全24駅で、2020年3月25日から構内放送の声が変わったのにお気付きでしょうか。
この声は、船橋市出身のシンガーソングライター・奥華子さんと、千葉県出身の俳優・濱田龍臣さんで、「お客さまに喜んでいただき、沿線を活性化できるようなことをしたい」という新京成電鉄の想いから実現したもの。
列車接近放送、列車到着放送、列車出発放送、啓発放送の4種類で約200パターンもあるそうです。
奥華子さんが上り線(松戸行き)、濱田龍臣さんが下り線(津田沼行)の放送を担当しています。
駅構内放送の例
・まもなく2番線に松戸行きが6両編成で到着します(列車接近放送)
・新津田沼、新津田沼です。JR総武線はお乗り換えです(列車到着放送)
・まもなく1番線から京成津田沼行きが発車します(列車出発放送)
・線路に物を落とした場合は、最寄りの駅係員にお知らせください(啓発放送)
実はもう10年ほど前になるでしょうか、フリーペーパー「まいぷれマガジン」を発行していたときに、地元出身のアーティストとして奥華子さんにインタビューをさせていただいたことがあります。
そのころから地元を大事にする想いを語っていらっしゃいましたので、こうしてたくさんの市民の方々に毎日声が届くのは、まいぷれとしてもとても嬉しいです。
最近電車に乗っていませんでしたが、ホームでのんびりと放送を聞きに、出かけてみようかと思います。
千葉県出身のお二人とのコラボレーションを記念し、オリジナルムービーが公開されています。新形式車両80000形の車内や駅ホームで撮影され、お二人が新京成の印象や駅構内放送を担当することに対する思いなどを語っています。ぜひご覧ください。
私は新京成沿線の出身で、お話をいただいた時は本当にうれしかったです。学生時代は新京成に乗って学校に通っていて新京成には思い出がたくさんあります。
3月25日からいよいよ駅に音声が流れると聞き、私もいろいろな駅のホームに降りて聞いてみたいです!
キーボード弾き語りによる駅前路上ライブを津田沼・柏など関東を中心に行い1年間で2万枚の自主制作CDを手売りし、驚異的な集客力が話題となり2005年にメジャーデビュー。2006年に劇場版アニメーション『時をかける少女』の主題歌「ガーネット」で注目を集める。2019年に公開の映画『殺さない彼と死なない彼女』では主題歌「はなびら」を書き下ろし、初の映画音楽も担当。デビュー15周年を記念した「奥華子ALL TIME BEST」を発売。また「キッコーマン豆乳」「お部屋探しMAST」「ガスト」などのCMソングや、千葉県警察交通安全の歌を制作するなど、幅広く活躍中。
千葉県に住んでいるので新京成はお仕事でもたまに利用することがあり、親近感がとてもあります。放送は
「五香(ごこう)」や「八柱(やばしら)」のイントネーションで苦労しましたが、初めての経験でとても楽しかったです。これから自分の放送を聞く人たちがいると思うと、とても楽しみです。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬の幼少期を演じ注目を集める。その後16歳で「ウルトラマンジード」主人公に抜擢。その他ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」や映画「記憶にございません!」などさまざまな作品に出演。映画、ドラマ、バラエティなど多方面で活躍中。