編集部のつぶやき(千葉・船橋・市川・習志野・鎌ケ谷・松戸)
船橋市の文化・芸術の底上げを目指して

詩人・幸龍さんと画家の豊泉朝子さん
船橋市民ギャラリーにて、詩人・幸龍さんと画家の豊泉朝子さんコラボ「逆鱗~GEKIRIN~」が開催されます。
会場:船橋市民ギャラリー 第一ホール(船橋スクエアビル3階)
期日:2024年7月13日(土)~7月15日(月)
時間:11:00~17:00(最終日は15:00まで)
料金:無料
展示室に足を踏み入れた瞬間、幸龍さんの詩が描き出す言葉の世界に引き込まれます。
その詩に寄り添うように配置された豊泉朝子さんの作品は、漫画風や書道風、線画など多彩なスタイルで描かれており、見る者を飽きさせません。
展示会「逆鱗」に込めた想いや、共同制作をするきっかけやこだわりについて詳しくお話を伺いました。
また、詩人・幸龍さんと画家・豊泉朝子さんのお人柄までわかるインタビューの様子も写真で紹介しています。

取材は豊泉さんのご実家兼アトリエで。ふなっしーの大ファンだという。
幸龍
船橋でいろんな方の作品が集まる展示会があったんです。その時度肝を抜くような素晴らしい絵があって、それが豊泉さんの作品でした。その時、会場には豊泉さんいらっしゃらなくてお話しできなかったんだけど、そこから2回くらい豊泉さんの展示会に行きましたね。ずっとコラボしたくて今回お声がけさせていただきました。
豊泉
ねー、もう本当にありがたいですよ。こんな有名な方に2回も来ていただけるなんて。私も幸龍さんとコラボできて光栄ですよ。

詩を始めてまだ4年というのだから驚き。テレビ番組などを観て勉強したそう。
幸龍
ある日突然ふっと「逆鱗」が思い浮かんだんです。どうして名前が思い浮かんだのか考えてみました。まず、今年は辰年でしょ、辰といえばドラゴンボール、そのアニメの中に神龍っているでしょう。7つのドラゴンボールを集めると、願い事を叶えてくれる龍。
これをモチーフにして7つの詩と作品を展示しようと考えたんです。
幸龍
題材はね、これも「七つの大罪」がふと頭に浮かんだんですよね。キリスト教の「七つの死に至る罪」、嫉妬や憤怒、暴食などです。この7つをモチーフに詩を考えました。前述したように、ドラゴンボールを7つ集めると願いが叶うって言うでしょ。7つ鑑賞してもらえると何かいいことがあるかもしれませんよ。

豊泉さんのアトリエ。絵を描くときは何も考えていないそう。天才だ。
幸龍
市民ギャラリーではありえないような、型にはまらない展示に注目してほしいですね。全部は言えないですけど、作品を踏んだりできちゃうんですよ。あと、普通は詩よりも絵にフォーカスされるでしょう。今回は詩をライトアップしてその横に絵を飾るんです。緊張感のあるドキドキするような展示会になっていると思いますよ。
今回は7つの大罪をモチーフに、7つの絵を飾るんだけど実は8つ目があってね。
それはぜひ来場してからのお楽しみにしていて欲しいですね。

来場者様に詩を書いていただく台紙。 皆さんの作品が展示予定だ。
幸龍
ご来場いただいたお客様にも、詩を書いていただこうと考えています。上手い下手は関係なく誰でも気軽に書いてほしいですね。もし詩がなかなか思いつかない!という方は願いごとだったり、会場でお伝えする合言葉や感想、ニックネームだけでも大丈夫です。
お書きいただいた方にもれなく、ステッカーとお礼状をプレゼントしちゃいます。ステッカーは3日間で日替わりなので、ぜひコンプリート目指してみてください。

終始笑いが絶えない取材であった。おふたりの仲の良さを垣間見れた。
幸龍
人は誰かの逆鱗に触れるくらいの勢いや勇気がないと、伸びないし成長しないと考えています。僕なんて俳句をやりだしてまだ4年目のただのサラリーマンだけど、ありがたいことにこうして豊泉さんとコラボもできましたしね。僕ができるんだからみんなだってできるはずです。これを機に逆鱗に触れるような、何かに挑戦してもらいたいですね。
豊泉
型にはまっていない、自由な展示会だから、自由に誰でも絵が描けるんだよということを伝えたいですね。
上手とか下手とか関係なく、私たちの展示会をきっかけに「僕も私も展示会を開きたい!」と思ってくれる人が増えたらいいなと思います。そして船橋市の文化の底上げに貢献できればと思います。
今回、幸龍さんの逆鱗に触れるようなチャレンジで実現した異例のコラボレーション。サラリーマンでありながらいろいろな挑戦をする姿が、今回のテーマである「逆鱗」を体現している。展示会を機に少しでも多くの方が芸術に目覚め、幸龍さんと豊泉さんに追随するような展示会が開催されることを切に願う。
詩人 幸龍 Kouryou
神戸市生まれ 船橋市民 民間企業の営業マン
会社員として働く傍ら、地域の活性化に貢献されている団体・店舗・イベントなどの応援をしているうちにいつしか「応援団長」と呼ばれるように。
自らも「船橋遊撃応援団」を名乗り、ご縁のできた様々なアート作品や名所などを鑑賞して、感じたことを「詩」にしてSNSにて公開中。
2020年9月 北信越ホトトギス俳句大会 特選
2022年2月 香川県宇多津町 四国医療専門学校賞
他多数
画家 豊泉朝子 Asako Toyoizumi
絵画・墨絵・版画・陶芸など様々な芸術を生み出している。
国内外問わず、作品の評価は高い。
1984 女子美術大学卒業制作優秀作品賞 / 84年度全国大学版画展買い上げ保存賞
1985 東京セントラル美術館版画大賞展 / カーボフリオ国際版画ビエンナーレ展(ブラジル)
他多数
所蔵
女子美術大学図書館 / 町田市立国際版画美術館 / 日本書票協会 / MET市図書館(フランス)
多摩美術大学美術参考資料館/ロッテルダム市公開コレクション/ Pバイユ美術館(フランス)
台湾書票協会 / シャマリエール国際版画美術館(フランス)/ カイロ国際アートセンター(エジプト)
ヴェルニウス・グラフィックギャラリー・美術館(リトアニア) /ティコティン日本美術館(イスラエル)
他多数
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。