編集長、私に1000円ください。

毎回手渡しだった1000円が今回はこんなに無造作な形で机に! いくつになってもシャイな編集長です。
ありがたくいただきます。
編集長、実はこのところ、「1000円企画=社員のご飯」みたいになっていて、このままでよいのかどうか悩んでいるのですが、実のところご飯ネタだと社内の協力が得られやすくてやりやすいんですよね。
だめですか? いいですよね?
ありがとうございます!
マンネリ上等!
今回だってやるよ!
ふりかけ
1000円分で
社員食堂を
開きます!
この色で気づいてくださる方もいらっしゃると思いますが、今回食堂で使うふりかけは
の り た ま
でおなじみ、丸美屋のふりかけです。

駅前のスーパーで、ふりかけ(99円)を10袋買いました。
スタンダードナンバーの4種類をセレクト。
ふりかけ食堂オープン!!

さて、どれが人気なのかな~~
炊飯器がひとつしかないため、ふりかけよりもご飯が足りなくなるのが心配…
早食いに食堂がつぶされないように策を打つ必要があります。

「ふりかけ食堂のきまり」
速攻でご飯がなくなるのを「15回かむ」で、何とか乗り切る作戦だ。

さらに、満腹禁止令も出す。
昼の部
社員がどっと押し寄せる予定だったが、意外と来てくれない。
遠巻きに見ているけど、なかなか近づいてこない。
すごく食べたいのに忙しいふりをして、誰かが声かけてくれるのを待っている人がいたり。
原因は、これか?
茶わん持参の方 100円
茶わんなし 150円
だって、お金とらないと米の代金がわたしの持ち出しになってしまうもの。そこはゆずれません!
それでもだんだんと人が集まり、食堂は繁盛してきました。
あっ、すきやきだ!
保育園ですきやきふりかけが出たときはすごくうれしかったんです!
だって肉ですよ!贅沢ですよ!
と、卒園後20年経った今でも99円のすき焼きふりかけでテンションあげられるところがすごい。
あ、なんか涙でてきた…誰か一袋買ってあげて。

「15回かむ」というきまりを作ったせいか、ほとんど誰も口をきかずに黙々と食べている。楽しい? ねえ、楽しい??
最終的に、昼の部は10杯売れました。
ご飯一杯にふりかけスプーン一杯というのは少ないようでした。
夜の部はもう少し贅沢にしてもいいかもしれない。
夜の部

夜はおなかを空かせた若者たちでにぎわう。
座ってお食べなさい!
用意していた紙皿もなくなり、マグカップ参加があい次ぐ。すごく食べづらそう。
ふりかけって、嫌いな人いないんじゃないかと思うくらいみんな喜んで食べてくれてる。
レトロなCMみたいな絵も撮れた。
夜の部にもすきやきイチオシの女子が。
「わたし、月に2袋は食べてますから」
と、大いに自慢していたが、月に2袋はそこまで言うほどの消費量なのだろうか。
食堂閉店
最終的に、この日は15合の米を炊いて、20人の社員の食事ができました。
一番人気(特に女子)は、「すきやき」。
いまだ庶民にとってすきやきが高級なメニューということなのでしょう。
これをふりかけにしたっていうのは、すごいことですね。
昼夜で使ったふりかけは5袋。10袋あれば40人分の食事がまかなえるということになりますね。缶詰バーなるものも増えていますし、ふりかけ食堂が世に出る日も遠くないかもしれません。
もしや、私が1号ってことですか?? やだぁ、照れるぅ~

ふりかけだ~いすき!