「中学生と赤ちゃんふれあい事業」は、赤ちゃんとその保護者に参加してもらい、中学生が赤ちゃんを抱っこしたり、一緒に遊んだり、保護者から子育ての話や出産にまつわる話を聞いたりして交流する事業です。
また命の大切さを理解し、正しい知識を身につけてから赤ちゃんとふれあうことを目的とし、次の4つの講座を組み合わせて実施しています。
※令和2年度は新型コロナウイルス感染症流行の影響により、講話を2校で実施するのみとなりました。そのため、活動をまとめた冊子は作成しておりません。
助産師の講話を実施します。学校の授業枠1~2時間を利用し、命が宿る様子や胎児の成長など、視覚に訴える教材を通して学びます。おなかにいる時の赤ちゃんの心音と中学生の心音を聞き比べるなど貴重な体験をし、命の不思議さや大切さについて考えます。
助産師の指導のもと、赤ちゃんの扱い方を実習形式で学びます。学校の授業枠1時間の中で実施します。赤ちゃんの人形を使い、抱き方・オムツ交換の仕方・妊婦体験ジャケットの装着などを通して、妊婦さんやお母さんの気持ちを理解します。
市内の産婦人科を訪問します。産まれたばかりの赤ちゃんを抱かせてもらったり、出産を終えたお母さんから話を聞いたりします。人形とは違った赤ちゃんの温かみや命の重み、誕生の喜びを知ることができます。
児童ホームを利用している赤ちゃんやお母さんとふれあい楽しく交流する時間です。赤ちゃんを抱いたり、あやしたり、お母さんから子育ての話を聞き、赤ちゃんの可愛さを実感することができます。また、実際にミルクを飲ませたり、オムツ交換をしたりと、育児の楽しさや大変さも体験します。