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【子ども記者通信】宮本中学校の記念館(宮本中学校 樋口 恭子さん)

宮本中 樋口 恭子

 宮本中には「記念館」と看板に書かれた木造の古い建物があります。現在全く使用されていないため、どのような建物なのか疑問に思っていました。そこで今回、宮本中の記念館について調査してきました!
 まず、記念館の中がどのようになっているのか見せていただききました。記念館の中は、入ってすぐに短い廊下があり、奥に20畳ほどの和室とキッチン付きの部屋がある造りになっていました。使われなくなって長い年月がたっているため、あまりきれいとは言えませんが、古い木の匂いがとても印象に残りました。
 次に、宮本中の記念誌を参考に、記念館の歴史について調べました。その結果「記念館」は木造校舎の一部として使われていたということが分かりました。さらに、元々は昭和25年に落成した木造校舎ということも分かりました。当時は資材や資金が不足していたため、木材を旧陸軍習志野駐屯地(現自衛隊習志野駐屯地)の兵舎等から移築し、木造校舎が建てられました。その後、昭和49年に鉄筋校舎(現在の校舎)の完成の際に、木造校舎の家庭科室を記念館として残すことになり、現在の場所に移築されました。現在、市内に現存する唯一の木造校舎となります。
 当時、戦後の物資や資金不足でしたが、寄付を募り、先生・地域の方の熱意と努力によって木造校舎が建設されました。学びの場としての役割を終えた旧校舎ですが、多くの人たちの思いや思い出を忘れないために「記念館」という形に変えて、旧校舎の一部として残されたのだと思いました。さらに、宮本中の建設に奮闘した当時の方の熱い思いを感じることができました。
 記念館は、老朽化と時代の変化により徐々に使われなくなってしまいましたが、校長先生によると、新任として着任された30年以上前には、この記念館でPTAの皆さんと秋刀魚を焼いて食べたこともあったそうです。
 宮本中は、今年度から校舎の一部の建て替えが行われているため、残念ながら記念館は取り壊す予定になっています。建物は無くなってしまいますが、これからもすばらしい学校にという思いは変わらずに受け継がれていくと思います。

(令和7年11月18日投稿)

記念館の外観
▲記念館の外観
記念館の中の様子
▲記念館の中の様子

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