毎年春先は花粉症の相談が絶えません。
化学薬品の効果が出づらい慢性の病気に使われることの多い漢方薬は、長く服用しないと効果が出ないと思っている方が多いですが即効性もあります。急性の症状は漢方薬ですぐに効果を実感しやすい症状です。

特に花粉症の場合はかゆみ、充血に対して炎症を抑えるスイカズラ、ベニバナ、カボチャ、オオバコの組み合わせが効果的です。炎症を抑えることで、風邪、喘息、アトピー、生理痛、肝炎、のぼせなど様々な症状に効果を示しています。

またこの四種の組み合わせは、インターフェロンの第一発見者の一人である小島博士が顧問を勤める山之内製薬の研究所で、炎症を抑えるだけでなく、自律神経を整える、免疫力を整える、女性ホルモンを整える等の効果があることを認められ、特許を取得しました。

そのため、不眠、めまい、リウマチ、更年期障害、生理前不定愁訴など様々な病気にも応用されています。

スイカズラ、ベニバナ、カボチャ、オオバコを飲みやすい粉末状にしたものに「インターパンチ」があります。
今年は２月が寒かったので花粉が溜め込まれ、４月になってからも花粉は多く飛ぶそうです。
毎年のこととあきらめずに、漢方薬で眠くならない花粉症対策をしましょう！