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(2023.06.15更新)
本日も投稿を続けます。
テーマはそれぞれの痛みについて、であったり、患者様から頂いた質問だったり。
色々な事を書いていきます。
今回は専門の仕事をしている方との会話から整体の仕事の可能性を感じた時の事を書きました。
声を使った仕事をする方と話をした時の事。
以前、施術をさせてもらった事から仲良くなった方は、歌ったり、歌を教える仕事をしていて理論的に声を出す事をよく知っている方だった。
見学のつもりで行ったのにレッスンを受けたこともあるが、合理的で分かりやすい説明をしてくれた事を覚えています。
解剖学的な知識もあり、会った時は声の出し方や体の調子によってどんな影響があるかを話したりしていました。
先日知り合いになった方も歌ではないけど、話や喋り、声を使った仕事をしている方で、抑揚とか息が続く為にはどうするかなどを話していて非常に面白かった。
整体と声、一見関係は無さそうですが、体のどこかを使って声を発生させている以上はどこかにトラブルがあれば声にも影響する、それは整体によって変化させられる所ならば解決出来るという事。
例えば、声は息を吐き出して、その空気を声帯という帯状の組織の間を通す時に振動させて音にしている。
息を吐くのは横隔膜(ハラミ 笑)がメインで、呼吸補助筋と呼ばれる腹筋群(4種類)に肋骨を開閉する肋間筋、首に付いている胸鎖乳突筋と斜角筋が一緒に働いています。
(ちなみに、自然呼吸という無意識にしている呼吸では筋肉を使って息を吸い、吐く時は膨らんだ肺が縮む力で吐いているので筋肉はあまり使っていない)
この筋肉達は、腰痛や首肩の痛み、背中の痛みで施術をする事がある場所です。
そして、振動を与える声帯は喉の奥にあって、施術で直接影響させる事は出来ませんが、周りに付いている首の筋肉は鎖骨や肩甲骨、頚椎に付いている為、寝違えなどで周囲の筋肉が不調になると、声帯のコントロールにも影響します。
声帯も筋肉によって動かされていて、引っ張られて長くなると音が低くなり、縮んで短くなると高い音が出ます。
体が大きい人が声が低いのは声帯が長くなりやすい事と、喉のスペースが広くなって音が響くことで低く聞こえるから。
モノマネする方が色々な人の声を出せるのは声帯を調整した音の高低だけでなく、喉の奥にある様々な筋肉を動かして喉の部屋の広さを変えているから。
部屋の広さが変わることで響きが変わって、いわゆる「太い声」「細い声」を出している。
有名な方ではパフォーマンスとして喉仏を上下に動かしている人がいますね、訓練によってあれくらい喉の筋肉を自在に操れるから、色々な声を出せるのです。
息を吐く事は「声」の仕事に限らず、楽器を「吹く」方にも関係します。
歌でもトークでも演奏でも、息が続く事は武器になるはずです。
この一節を息継ぎなして歌いきりたい、一文を喋りきりたい、ロングトーンを長くしたい。
それはお腹周りの筋肉がきちんとコントロールされている事で、リラックスしてたくさん空気が吸えている、必要量の空気が一定の強さで最後まで出してきれる。
お腹周りの筋肉は背面の背中や、腰の筋肉、お腹から骨盤に付いて骨盤の底の筋肉や内転筋に繋がり連動しています。
風邪などの体調不良で、喉やお腹の筋肉の不調が起きて声が上手く出ない事は気付きやすいです。
しかし、自分では気が付きにくい連動している他の筋肉の不調で、声の調子が良くなかったり呼吸のコントロールが出来ていない事もあります。
その道のプロは意識して使っている人もいるし、感覚的に行なっている人もいます。
その辺りを自分の持つ解剖学の知識と合わせて会話していくと新しい発想が生まれる事もあり、とても面白い。
違うジャンルの方でも話をすると整体に繋げられる知識を身につけられるので、誰かと会話をする事は大切にして楽しみにしてます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた明日〜
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