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腱鞘炎で手首を触るのは危ないかも

手技整体院 咲蛙

図1この辺りが痛い方が多いですね。「腱鞘炎で手首を触るのは危ないかも」

図1この辺りが痛い方が多いですね。

図2腱鞘の有無による違い、無いと浮いてしまいます。「腱鞘炎で手首を触るのは危ないかも」

図2腱鞘の有無による違い、無いと浮いてしまいます。

図3親指に付いている三つの筋肉「腱鞘炎で手首を触るのは危ないかも」

図3親指に付いている三つの筋肉

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(2023.06.15更新)

手首の腱鞘炎で来院される患者さんが続いたので今回はそれをテーマにしました。

物を握る、掴む時の痛み、日常で多く使う機会のある手首の痛みは悪化するとかなり不便です。
悪化した場合、ドアを開けるのも痛いですし、ペットボトルなどのキャップも開けられません。

美容師さんならハサミが持てなくなります、料理をされる人なら包丁が握れない、フライパンも持てない、パソコンを使う人はタイピングが痛いなんてこともあります。

そんな腱鞘炎になった時、痛みのある手首を触るのは治りを遅くするかもしれないリスクがあるという事をご存知でしょうか?

どんなリスクなのか、説明していきたいと思います。

【腱鞘炎って?】
まずは腱鞘炎についての基礎的な知識。
手首の所にある「腱鞘」が炎症していて痛むと考えられています。
腱鞘とは腱の「サヤ」と書きます。

筋肉が骨に着く時に腱という組織に変わります、有名なアキレス腱と同じく、基本的にはどこの筋肉も両端が腱になっています。

その腱がスムーズに動けるように、摩擦してしまわないようにしてくれるのが腱鞘です。
また、腱鞘がトンネルのように覆っている事で、指を曲げても腱が浮かずに力を伝えてくれます。

これは図を見たほうが分かりやすいです。
(図2を参照)

【痛むのは親指の筋肉】
腱鞘炎で最も多いと言われるのがドゥケルバン病とも言われるもので、親指を伸ばす筋肉の腱鞘炎です。
その筋肉は二本で、親指の先端の骨と二番目の骨に付いていて、図のように親指から腕の外側に向かって付いています。

親指に近い手首の骨にも関わりのある筋肉ついているので、一緒に表示しています。
親指側から小指側に向かって付いているのが分かるでしょうか?

親指を伸ばすだけでなく手のひらを返す働きと、手首を伸ばす働きがあります。
なので親指を使う動きだけでなく、人によってはドアを開くような手首をひねる動きや、物を掴む時に手首を伸ばす動きにも痛みがあるのです。

この「返す」「伸ばす」がとても重要です!

あとで出てきますので良く覚えておいてくださいね。

【手首を触るリスク】
ここからが本題になります。

親指を伸ばす筋肉の腱鞘が炎症している痛みというのを説明しました。
炎症、というのは筋肉や靭帯、腱といった組織が傷付いて小さく出血していたり、負荷や摩擦によって熱が発生している状態。

傷付いているという事は、痛みを感じているそ場所を治すために色々な物質が集まってきて修復をしようと頑張ります。

アスファルトのめくれた道路を修復するように、その道路が元通り使えるようにしてくれるのです。
痛みを楽にしたいと思って、そこにマッサージをするとどうなるでしょう?
新しく敷きたてのアスファルトが固まる前に車を走らせるようなもので、まためくれて地面がむき出しになってしまいます。

炎症している場所を直接刺激する事は、せっかく修復している所をかき乱しているのと同じです。
骨折したらギプスで固定するのと同じく、組織が傷付いて炎症しているのなら、痛い場所は触らないほうが良いのです。

これが、痛い場所を触るリスクとなります。
肩こりや腰痛、四十肩や、膝の痛みも同じです。
しかし、炎症は痛みを発する発痛物質によって痛みを感じています。
マッサージなどで刺激すると、一時的にその発痛物資が散らばったり、血流が良くなって流されます。

痛みが感じなくなるのです。

「あれ、治った?」

そう勘違いしてしまうのです。
痛い場所を触るリスク、怖さはむしろここにあります。
一時的に楽になった事で、痛い場所を触ってもらった方が良くなるという勘違いが起きてしまう可能性、そして痛みが軽減したことで使ってしまう可能性があり、治りを遅くしてしまう場合があるのです。

炎症した状態を道路に例えましたが、炎症によって発生する発痛物質は道路でいえば通行止めをしてくれているもので、修繕が終わるまでは使わないでね、という体からのお知らせでもあるのです。

もみほぐしたり、電気を掛けたり、痛み止めを使うことは、このお知らせを感じ取りにくくします。

どうしても使わなくてはいけないときには助かりますが、早く良くしたいと考えるなら、そのリスクについても考えなくてはいけません。

このブログでは何度も書いている事ですが。

「どうして起きるのか」

それが最も大切な事です。
腱鞘炎も、炎症を取れば良い、治るまで使わないようにしていれば良い。
それでは解決になりません。

炎症が治まったから使う、そしてまた炎症が起きた、では意味がないです。

同じように包丁を使っていても炎症しない人がいる。
毎日パソコンを使っているのに炎症しない人がいる。
自分より多くの人の髪を切っていても炎症しない。
そこには必ず理由があります。

【じゃあどうして起きるの?】
それが分かれば痛みも取れますし、炎症も長引かず、再発も防げます。

上の方で書いた「返す」「伸ばす」です。
覚えていてくれましたか?

ここ最近続けて来た患者さんだけでなく、過去に見た患者さんにもある程度共通している事があります。
もちろん生活によってそれぞれ違う部分はあるので、今から書いていく事が全ての人に当てはまるとは限りませんが。
共通している点というのは、腕が内側に捻れている事です。
腕は上腕骨と、前腕の二本の骨によって構成されていて、内側にねじることを内旋、反対に外へねじるのを外旋と呼びます。

腱鞘炎になる方は胸の筋肉などの影響で上腕骨が内側にねじれてしまっています。
気を付けをしたときに手のひらが脚に触れている状態では、通常は肘が後ろを向いているのですが、ねじれている方は肘が外を向いてしまっています。

さらに、上腕骨が付いている肩甲骨も脇腹の筋肉の影響で内側に巻き込んでいる場合があります。

上半身が回転して痛い側の肩が前に出ている場合もあります。
それは腰のひねりがあって、バランスを取るために上半身が回転している場合があります。
それは股関節のせいかもしれません、膝のせいかもしれません。
もしかしたら足首のせいかもしれません。

といった形で、体が全体的に腕を内側にひねる方向に向かっているのです。
そうすると前腕を外に向けるのが苦手になるので、手首を「返す」動きに負担が増えるのです。
上腕骨が内側にねじれると、肘が少し曲がる傾向があります。
気をつけの姿勢を取って、肘が外を向いている状態だと手首が少し「伸ばされ」ます。
手の甲が折れている状態です。
この状態では手首を伸ばす筋肉を必要以上に緊張させてしまいます。
つまり、体が全体的に腕を内側にひねる傾向がある方は、手首を「返し」にくく。
手首を「伸ばす」筋肉に無駄な力が入ってしまいます。
という事は、ねじれていない人に比べて腱鞘炎になりやすいという事です。

どの場所がどう影響しているかは、その方の生活状況によって変わってきますが、親指を伸ばす筋肉に負担を集めてしまう状態を変えられない限り痛みは続きます。

使わないようにしていて楽になったとしても、使えばまた再発します。
何ヶ月も病院などに通っている。
サポーターが手放せない。
今回のブログを読んでそんな心当たりがありましたら、自分の状態について一度考えてみることをおすすめします。
当院でも相談をお受けしています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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