VRというと言われ始めて随分になって騒ぐ人がいる割にいま一つブレイクできてない印象なんだけど、
XR、MRとかなんとか言葉を変えて徐々に世の中に浸透していると思います。
かという私も可能性を信じて取り組んでおりまして、教室でUnityを幹にして課題を作っているのもそういったモチーフも基の一つになっています。
UnityやUnrealEngineみたいなゲームエンジンは実用的に三次元世界を表現する技術は既に確立してしまっているので、
それをVRゴーグルにもっていけば簡単に実現できます(ご興味のある方は本教室の無料体験をお申し込みください)。
しかし、それだと見るだけになっちゃう。「あーすごいねー」で終わりです。
いま一つ大きな驚きにならない理由ははっきりしていまして、操作性です。まぁ、見るだけじゃだめだよ、ってことです。
かってGoogleさんがここら辺まで頑張ってくれまして、
スマホと段ボール製の安いゴーグルを使えば見えて若干ボタン等を画面に表示して操作できるような辺りまで引っ張ってくれて、
いま一つ受けなかったですが専用の眼鏡を販売してくれました。そこらへんでGoogleさんは一旦一区切りをつけたようでおとなしくなります。
そこを引き継ぐように出てきたのがFacebook。先頭を走っていたOculus VRを買収、Metaと社名まで変えて取り組んできています。
Appleコンピュータも非常に高価なVision Proなるゴーグルを発売しました。
私もその辺の動きをまったりと追っていたわけですが、やっと最近のMeta社のゴーグルは性能のわりに値段も比較的安くなってきており、
現実的になったなぁと思っております。だからといってだれでも買えるほど安くはないけど、、、、、
じゃあ、何ができるんですか?と言われると言葉で伝えるのはなかなか難しいのですよ。百聞は一見に如かずというか、、、、
結論から言うと、結構いろいろできるような気がします。
よく没入感などと言われます。まずは自分の周囲360°が全て何かに変わってしまう。顔を後ろに向ければ後ろの風景がある。
横を見ると横の風景がある、しかも動画で。ゴーグルの耳近くに小さなスピーカーがあって向きに応じて聞こえる音も変わる。
これは体験してみるとわかりますが、ほぼそこに居るのと近い感覚が味わえます。写真やテレビで見るのとは異なる体験です。
よく言うのですが、いろんな理由(病気等?)で外出が出来ない人達はこれで外出したのと近い感覚が味わえるはずです。
カメラが動けば歩いたような感覚も味わえる(酔うかもしれないけど。私もいまだに酔うことがある)。
また、ライブ配信も可能なのでまさに今の風景に滞在したかのような感覚、スポーツ中継を行えばスタジアムに居るかのよう。
カメラをグランドに置いたり飛ばしたりすることが出来たら走り抜ける選手を目の前で観ることができるでしょう。
それは新しくて魅力的な観戦の形になると思いますし、やること自体そんなに難しくありません。
すでにYoutubeには(まだ解像度が低く少しボケボケですが)そういった動画が沢山ありますし、
Meta社はバスケットボールの試合のライブ中継を始めています。
将来は映画も360°で撮るようになるのかもしれないなぁ、なんて思ったりしています。
撮影者や監督、周囲で観てる人の姿を隠すのかが課題かもしれませんが、後処理でできるでしょう。
さて、ここまでは単に絵を見る話です。ここから操作が伴うとどうなるかに入ります。
先にも書いた様に周囲360°にボタン等のユーザインターフェースを設置して操作はできます。
しかし、これに加えて人間の手や足をゴーグル(認識用のカメラが付いている)が認識して、それに応じての操作が可能になっています。
つまり、手を使って周囲の空間を操作できるという事です。あれ、そんなことはもうやってんじゃん、と思うかもしれません。
もちろん我々は手や足を使って周囲を操作して生活をしていますが、そこにプラスアルファで様々な操作対象を仮想的に表示できます。
コンピュータの画面にしたってディスプレイを使わなくても空中に置くことが可能ですから、必要な時に引き寄せて(又は表示して)操作すればよい。
作業が終わったり行き詰まった時は蹴とばして遠くにやったり一旦消したりしてしまえばよい。
書籍も空中に置いとくか、消しといて検索アプリで探して再表示したりすればよいわけです。名前を付けておいて呼んだら来るようにもできるでしょう。
ドローンの操作なんかカメラで周囲の風景を見ながら操作できますから乗りながら運転しているような操作が可能になりますね。
自動運転も併用すれば楽に難しい操作も簡単に可能になるのかもしれません。
さて、ゲームはもっと夢があります。Robloxやマインクラフトをやったことのある人はわかると思うんですが、
こういうゲーム(プラットフォーム)では簡単に三次元空間を作ることができます。つまり自分が作った空間、又はゲームに入り込むことができます。
どんな大画面も敵わないゲーム体験だと思いますし、手や足を使って操作が出来ればボタンの押しすぎで指が痛くなることも無いでしょう。
Robloxなんかまず空間を作ったらまず入り込んで、インターフェースを使いながらゲームを作っていくことが可能になるでしょうね。
モデリングもゲーム空間内でやれば配置やサイズ等もその場で決められますね。
まだまだいろいろありますが、長くなりそうなのでここいらで問題点も挙げておきます。続きを書きたいと思います。
私の場合、とにかく酔いやすいですね。カメラが動く動画なんか観ているとすぐ酔ってしまいます。
また、ゴーグルが重い。少し長く使うと首や肩が凝ってしまいます。
加えて、現実を忘れてしまうことがあるの注意が必要です。私はバットマン(自分がバットマンです)が悪い奴をやっつけるゲームをやったんですが、
両手を使い敵にパンチはもちろんですが、左右裏拳も使うし、羽交い絞めにして左右に振り回して気絶させたりするので近くに誰かいると危ない。
見ている空間と実際の空間は異なりますから、歩いてしまったりしたら壁にぶつかってしまったりして危険でしょう。
ただ、私が使っているゴーグルではアプリケーションを実行する際に自分の領域を設定してあり、
そこを出てしまうとアプリケーションの画面が周囲の風景に戻る(パススルーと言います)ようになっており、
不用意に動いても壁にぶつかるようなことが無いようになっています。それでも不用意に周囲に何かおいてあったり近くに誰か来れば危ないですね。
今後はこういう技術やマナーも整備していかないと社会問題化するかもしれません。
私は単に空間に没入することももちろんですが、ユーザインターフェースの方が発展の余地が大きいと思っています。
30分で作れる簡単なアプリケーションの写真と動画のリンクを置いておきますので、ご覧ください。
30分で作れるアプリケーションの動画
どこにでもあるような空中にあるボールを掴むだけですが、このボールをメタフォー(Meta社はこれを社名にしました)と考えれば応用範囲は大きいでしょう。
もしもスティーブジョブスがまだ生きていたら放っておかなかったと思います。彼はユーザインターフェースで世界に二度大きな変化を起こし成功しましたが、
三度目になるかどうかはわからないけど(彼は失敗もしてますからね)、取り組んだに違いないと思います。
ここに来てGoogleさんがプレイヤーとして復帰するらしいし、他社も続々参戦の報が届いています。
私も何かやりたいなぁ、先ずはゲームでも作るかな。
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