ドクターT: 「おはようございます、Dさん。今日は、目のお悩みについてですね？」

患者D: 「はい、先生。最近、人よりも眩しさを感じやすくなったんです。」

ドクターT: 「それは軽症の眼瞼下垂、腱膜すべり症の可能性がありますね。腱膜と瞼板が滑っている状態で、ミュラー筋がまだ支えているため、外見上は普通に見えますが、眩しさを感じやすくなるんです。」

患者D: 「そういう症状なんですね。でも、最近はおでこにもシワが出てきたり、頭痛がすることがあります。」

ドクターT: 「それは症状が進んできている兆候かもしれません。軽症から中等度になると、おでこにシワが寄り始めたり、頭痛や耳鳴り、目の奥の痛みが出てきます。」

患者D: 「それは心配ですね。進行を遅らせるためには、どうすればいいですか？」

ドクターT: 「眼瞼下垂の進行を遅らせるためには、日常生活での注意が大切です。特に、花粉症やコンタクトレンズの使用時に、まぶたを強く擦ったり、つまんで引っ張ったりするのは避けてください。これらの行為が、症状の悪化を招くことがあります。」

患者D: 「そうなんですね。気をつけます。」

ドクターT: 「それが最善です。また、症状の変化があれば、すぐに診察を受けることをお勧めします。早期発見、早期対応が重要ですから。」

患者D: 「わかりました。ありがとうございます、先生。」

ドクターT: 「眼瞼下垂は進行性の症状ですが、適切な予防と早めの治療で、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。何かご不明な点があれば、いつでもお尋ねください。」

おでこのしわが目立つ、まぶたが重い、眩しい、耳鳴り、頭痛や肩こりがひどい時は、眼瞼下垂の初期症状かもしれません。
ご相談は、船橋ゆーかりクリニックの形成外科専門医　寺田院長まで。
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