ドクターT: こんにちは、Qさん。今日はどうされましたか？

患者Qさん: こんにちは、ドクターT。ここ最近、背中に違和感があって、なんだか少し膨らんでいるような気がするんです。

ドクターT: なるほど、それは気になりますね。触診させていただいてもよろしいですか？

患者Qさん: はい、お願いします。

ドクターT: （触診とエコー検査後）これは粉瘤の可能性が高いですね。粉瘤は、皮膚の毛穴から発生する袋状の腫瘍で、皮膚の垢と皮脂がたまり、徐々に大きくなることがあります。

患者Qさん: 粉瘤って、どういう治療が必要なんですか？

ドクターT: 粉瘤は通常、皮膚と一緒に袋ごと丁寧に摘出する手術が一般的です。放置すると、嫌気性菌が増殖して、赤く化膿してしまうことがあるからです。赤く腫れている場合は、中央を丸くくり抜いて、膿を出す処置のみになります。

患者Qさん: 手術は痛いですか？また、傷跡は残りますか？

ドクターT: 局所麻酔注射を使用するので、注射のとき以外、手術中の痛みはありません。傷跡については、皮膚を切開する必要があるため、小さな傷跡が残る可能性はありますが、形成外科医としてはできる限り目立たないように配慮します。

患者Qさん: 手術後の回復期間はどのくらいですか？

ドクターT: 術後は翌日から入浴できます。また、１週間は運動を控えてもらっています。抜糸は部位によって異なりますが、だいたい１週間から２週間後になります。体質や部位によっては、術後にケロイドや肥厚性瘢痕が発生して、定期的な追加治療が必要になる場合があります。

患者Qさん: 分かりました。手術をお願いします。

ドクターT: 了解しました。承諾書にサインをいただいてから、手術の日程を決めて、準備を進めましょう。何か不安なことがあれば、いつでもご相談くださいね。

患者Q: ありがとうございます。安心しました。

※船橋ゆーかりクリニックの形成外科では、顔や背中の粉瘤の手術を行っています。保険診療でも、予約で待ち時間が短くなっています。

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