YouTubeの真似だけでは伸びない?ドラムでオリジナリティが出ない本当の理由
川島広明ドラム教室

ドラムフレーズの土台を見抜こう!
こんにちは!
船橋日大前駅から徒歩6分、川島広明ドラム教室です。
「YouTubeでプロドラマーのフレーズを真似しているだけになる…」
「いつも同じフレーズしか叩けない」
ドラム初心者〜中級者の方から、こういったご相談を本当によくいただきます。
中には、
・「自分にはセンスがないのかもしれない」
と落ち込んでしまう方もいますが、これはセンスの問題ではありません。
土台(基礎)を飛ばして応用してしまっていることが、いちばんの原因です。
今回は、なぜ真似だけではオリジナリティが出ないのか、そして今日から何を練習すればよいのかを、順を追ってお話しします。
---
■ 真似はできるのに発展できない…よくある悩み
今はYouTubeを開けば、プロドラマーの演奏を間近で見られる、とても良い時代です。
・動画通りに動きを真似すれば、なんとなく叩ける
・フレーズも、1回だけならそれっぽくできる
それなのに、いざ自分の演奏になると、
・テンポが変わると途端にできなくなる
・曲が変わると応用が効かない
・アドリブで同じフレーズしか出てこない
・「借り物」のような感じが抜けない
といった壁にぶつかる方が、とても多いです。
このとき起きているのは、「真似しているもの」がズレているという問題です。
---
■ 問題の本質は「見た目だけコピー」していること
多くの方が真似しているのは、
・手足の動き
・フィルの形や配置
・速さや派手さ
といった、表面上の“見た目”の部分です。
一方で、プロドラマーが大切にしているのは、その手前にある「土台」です。
・今どの拍を感じて叩いているのか
・4分・8分のどこに軸があるのか
・フレーズの土台は何なのか
こういった「中身の仕組み」を理解したうえで、あの動きやフレーズが成り立っています。
この土台を飛ばして表面だけを真似すると、
・その瞬間だけはそれっぽく見える
・でも再現性がなく、テンポや曲が変わると崩れる
という状態になってしまうんですね。
---
■ すべてのフレーズは「土台」からできている
一見とても複雑に聞こえるプロのフレーズも、よく分解していくと、必ずシンプルな基礎パターンに行きつきます。
例えば、土台になっているのはこんな形です。
・4分音符だけのリズム
・8分音符だけのパターン
この“シンプルな土台”に対して、
・16分音符を少し足してみる
・1音だけ後ろにずらしてみる
・3連符に置き換えてみる
といった小さな変形を積み重ねることで、結果的に複雑に聞こえるフレーズになっています。
プロはゼロから難しいフレーズをひねり出しているのではなく、「基礎を自在に変形させている」だけなんです。
だからこそ、4分・8分・基本動作といった“土台”をどこまで理解しているかが、そのままオリジナリティにもつながっていきます。
---
■ 具体例:左足ゴーストモーションがうまくいかない理由
左足のゴーストモーション(ハイハットを細かく踏みながらリズムを感じる動き)は、その典型例です。
プロの動画を見ると、
・かかとが自然に浮いている
・音楽に合わせてスッと動いている
・力が入っていなさそう
という「完成形」だけが見えるので、ついその形をそのまま真似したくなります。
ですが、いきなりこれをコピーしようとしても、
・足がバタバタして安定しない
・テンポが揺れてしまう
・叩くことに精一杯で、音楽を感じられない
といった状態になりがちです。
大事なのは、正しい順番で土台から積み上げることです。
● 左足ゴーストモーションの「土台」練習
1.メトロノームを使う
2.かかとでペダルをタップ
3.安定させる
まずこの段階で、
・4分や8分を正確に感じられるか
・足が暴れずに、静かにキープできるか
という「リズムの土台」を作ります。
ここができてから、少しずつかかとを浮かせたり、動きにニュアンスをつけたりしていくと、プロのような自然なゴーストモーションに近づいていきます。
順番を飛ばして形だけ真似しても、本当の意味では身につきません。
---
■ 基礎を飛ばすと、なぜオリジナリティが出ないのか
土台を理解していないと、フレーズを
・分解できない
・組み替えられない
・発展させられない
という状態になります。
その結果、
・「この人のこのフレーズ」を、そのまま借りてくるだけ
・テンポやジャンルが変わると、急に使えなくなる
という、一生“借り物”のままのドラムになってしまいます。
一方で、基礎がしっかり分かっている人は、
・土台のリズムを少し崩す
・音の場所を入れ替えてみる
・音数を減らしてシンプルにする
といった「自分なりの変形」が自在にできるようになります。
オリジナリティとは、特別な才能ではなく「基礎を自由に扱える状態」のことだと考えてみてください。
---
■ 今日から意識してほしい“土台作り”のポイント
真似すること自体は、とても良い練習です。
ただ、その前に「このフレーズの土台は何か?」を、一度立ち止まって考えてみてください。
● 真似をするときのチェックリスト
・このフレーズは、元は4分・8分のどんな形からできている?
・どの音を足して、どの音を省略している?
・どの拍(ビート)を一番強く感じて叩いている?
そして普段の練習では、
・いきなりプロの“完成形”を目指さない
・行き詰まったら、4分・8分・基本動作に立ち返る
・「土台 → 変形 → 応用」という順番を守る
この3つを意識してみてください。
遠回りに見えるかもしれませんが、土台から積み上げたほうが、結果的に一番の近道になります。
---
■ まとめ|オリジナリティは“積み重ね”のごほうび
オリジナリティは、
・特別なひらめき
・センスのある人だけが持つ才能
ではありません。
・基礎となるリズムや動きをしっかり作る
・その仕組みを理解する
・少しずつ応用してみる
・自分なりに崩して、組み替えてみる
この積み重ねの先に、気づいたら自然と生まれてくるものです。
「真似はできるのに、自分のものにならない…」
「オリジナリティがなくて不安…」
そんなときこそ、4分・8分・基本の動作といった“土台”に、一度戻ってあげるタイミングかもしれません。
当ドラム教室のレッスンでは、楽譜からわからないこと、動画からわからないことを中心にレッスンしています。
・フレーズの“元になっている形”の見つけ方
・4分・8分のどこを感じて叩けばよいか
・左足ゴーストモーションなどの基礎からの作り方
といった「基礎=土台」から「応用」につなげる部分を中心に、マンツーマンで丁寧にお伝えしています。
「真似から一歩抜け出して、自分のドラムにしていきたい」
そんな方は、無料体験レッスンの際に、ぜひお気軽にご相談ください。
一緒に“土台から積み上げるドラム”を作っていきましょう!
- 営業時間外12:00〜21:00
詳細
- 日曜日 12:00~21:00
- 月曜日 12:00~21:00
- 火曜日 12:00~21:00
- 水曜日 12:00~21:00
- 木曜日 12:00~21:00
- 金曜日 12:00~21:00
- 土曜日 12:00~21:00
基本情報