熟睡できた日の朝のスッキリした感じは何物にも代えがたい気持ちの良さがありますよね。

それは気のせいではなく、本当に脳の中がスッキリきれいになっているサインなことはご存知ですか？

脳には、毎日約７ｇの老廃物が生じています。

一年にするとなんと、脳の重さの２倍近くにもなるのです。

脳の老廃物は多岐にわたり、アルツハイマーの原因とされるアミロイドβ、パーキンソン病や多系統萎縮症、レヴィー小体型認知症に関係するシヌクレインタンパク質など、脳神経変異性疾患の原因になることが知られています。

これらの老廃物処理は睡眠中、特に熟睡時に行われます。

睡眠中は脳の隙間である間質腔が６０％広がり、脳せき髄液が脳組織を通り抜けやすくなります。


その隙間を利用して、効率的に老廃物の処理がされるので睡眠は大切なのです。

難しいことを抜きにしても、熟睡することができれば多少睡眠時間が短くても脳が大掃除されて、スッキリ感がえられます。

熟睡食材として注目されているのが牡蠣(かき)です。

牡蠣は、睡眠物質の材料となりストレスホルモンの除去に役立つ、豊富なミネラルを含みます。

特に牡蠣鍋にすると、豊富なミネラルに加え抗酸化物質もとることが出来るのでより効果的です。

現在では１日分に牡蠣２４０個分の栄養素が入った製品も作られているので手軽でお勧めです。

熟睡でスッキリ、脳の大掃除をしましょう。