前回は体の痛みには大きく分けて2つあり、今回解説したい大事なのは
2.痛くなった瞬間がよく分からない痛み
この痛みの仕組みを理解すると、マッサージにいくら通っても症状がスッキリしないことの理由が分かると思います。
原因のハッキリしない痛みで多いのは。
肩こり、慢性的な腰痛、四十肩、手首や肘の腱鞘炎など。
さらに、大した負荷を掛けていないのに発生したギックリ腰も含みます。
これらの発生する要因で大きいのは。
「他の場所の不調」です。
つまり、肩がこるのは肩が悪いのではなく、腰が痛くなるのは腰のせいでもなく、肩も手首も肘も
「症状を感じている場所」であり
「症状を引き起こしている場所」ではないのです。
ここに全てが集約されていると言っても過言ではありません。
例として腰で説明しますと。
(肩こりの仕組みについては今度のワークショップにてお話ししますので、今回は書きません)
腰の周りに付いている股関節やお尻の筋肉が硬くなる、座っている時間が長くて腹筋やお腹の奥の筋肉が弱くなったり硬くなったりする。
こういった事によって、筋肉の出せる力が減ります、出力と表現しましょう。
周辺の筋肉の出力が下がっていると、腰が特に働く動作をした時に、周りのサポートがなく、1人で頑張らなくてはいけません。
その時に痛めるのです。
同じ姿勢を続ける状態においてもそうです、普通ならその姿勢を維持するのに働くA.B.Cと筋肉があったとして、BとCの出力が下がっていたらAだけが疲れる。
このようにして人は、自覚の無いままにバランスを崩した使い方になっていき、負担を受け続けた場所が
「症状を感じている場所」になるのです。
ですから、治療が必要なのは
「症状を引き起こしている場所」なのです。
今日はとっても大事なお話をしました。
こちらの記事は後日修正や画像を加えてホームページのブログに投稿されます。
恐らくホームページが1番良い状態で上がりますが、作業が1番進んでいません…
そちらも良かったら読み返してみたり、シェアしてみてください(^_^)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ワークショップのお知らせは一昨日のニュースに上がっています、まだお読みになっていない方はそちらをご確認ください。
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