四十肩について その5
手技整体院 咲蛙
夜間痛にお悩みの方へ
前回の具体的な症状で書いた項目で、この「夜間痛」という症状に対して患者様より質問いただきました、今回はこれをテーマにして行きます。
動かすと痛い、という症状に比べて防ぎにくい症状で、悩んでいる方も多いです。
これに関して、現在そうではないかと言われている仕組みを説明していきます。
四十肩の夜間痛は、寝返りなどで肩を動かしていなくとも痛みが出ます。
この痛みは「血流障害」と「不要な血管」によって起きているのではないかと言われています。
「血流障害」は
筋肉の不調により、血流が滞ってしまい、血液が文字通り渋滞するイメージです。
「不要な血管」とは
そうして行き場をなくした血液が血管を膨張します、それが繰り返されると、膨張に耐えられない血管が、新たに血液の逃げ場になる血管を作ります。
この逃げ場の血管が、不要な血管となります。
そもそも一時的な逃げ場で、川の貯水池みたいなものなので、溢れない限りは機能しないですし、そこから先の血管に繋がっているものでもありません。
この血管は、普段は血液が流れ込む事は無いのですが、夜になるとそこに血液が流れ込んで悪さをします。
なぜ流れ込むのか?
日中と寝る時の体の違いから。
1.体が横になるので、下半身の血液が戻って来やすく、血流が良くなる。
2.体を動かしていないので、筋肉による血液を送るポンプ作用が弱くなる。
この2点です。
血流自体は良くなるけど、筋肉が収縮して血液を送る力は昼の活動時より弱くなるので、筋肉の中で血流の悪い所は余計に血液が渋滞しやすい。
そこで、逃げ場の貯水池血管に血液が溜まってしまいます。
さらに、この現象が繰り返されると血管の周りに神経が絡みつくように作られて、この貯水池血管の膨張時に痛み信号を発するようになります。
これが夜間痛の要因ではないかと考えられています。
解決法としては、血流障害を起こしている筋肉を特定して、その場所の不調を改善すること。
治療の際には、日中や寝る前に特定した筋肉を動かす体操をお伝えしています。
可能な限り早くその症状が出ないようにする事が僕の仕事でもあり、治療をしている間、整体院にいる間だけが治療ではないと考えていますので。
この夜間痛は重い症状になるととても辛いものです。
また、日中に夜間痛以外の軽い症状を感じている方が、その状態を放置していると、徐々に貯水池血管が作られて夜間痛に発展する場合もあります。
なるべく色々な方に知って頂き、早めに対処する事で悩んでいる人を少なくしたいと考えています。
心当たりのある方、思い当たる知り合いが頭に浮かんだ場合は教えてあげて下さい。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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