前回書いた、肩にとって大事なお腹の筋肉の話です。
ある筋肉を上手く使えると四十肩の治療になる、予防も出来る、と書いていました。
腰痛予防や腰のくびれにもいいかもとも書いていました。
「腹横筋」
が答えです。
そもそも「腹筋」はいくつかの筋肉が層になって重なり合い体を支えています。
一番表面にあるのが有名な「腹直筋」です。
シックスパックを作っているものです。
そしてその他に、脇腹から正面にかけて「外腹斜筋」と「内腹斜筋」があります。
体を捻る動きに関わりが強いです。
次に来るのが、腹筋群の仲間の中で一番深い所にいる「腹横筋」になります。
これまでの腹筋たちの中で一番広い範囲に筋肉が付いています。
骨盤と肋骨の間をほとんどカバーして付いているので、腰痛バンドの様な形をしています。
この筋肉がきちんと働いていると、腰骨を負担の少ない良い角度に保ってくれて、前回書いた「骨盤後傾」を防いでくれるのです。
肋骨と骨盤を繋げているという事は、実質「上半身」と「下半身」を繋いでいる役目と言えます。
この筋肉をきちんと働かせられるかは、体を動かすという事においてとても重要です。
運動選手がしきりに言うようになった「体幹」や「体幹トレーニング」というもの。
そこで鍛えられている筋肉の1つになります。
体が上手く連動して使えると、バランスよく色々な筋肉を使って運動が出来るようになります。
それは歩行や、階段の上り下りといった日常動作にも影響します。
そして、上に書いた「骨盤後傾」を防いでくれるという事は、美しい姿勢を取りやすくしてくれます。
腹筋の一番深い所で、腰をバンドのように囲っているという事は、ここが使えていないとお腹がぽっこりしやすくもなるという事です。
つまり
●ちゃんと使えているとお腹が引っ込みやすくなる。
●体をバランスよく使えて運動しやすい。
●バランス良く使えるなら一部分への負荷が減り腰痛や四十肩になるリスクを減らせる。
といった感じになります。
どれかの項目が気になったら
「腹横筋」
鍛えると良いですね。
詳しい方法はご相談下さい。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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