船橋ではたらく、あの人にインタビュー
(更新)
食を通して船橋の人々の暮らしを豊かに!地域への思いから「あるある」までインタビュー!
左から石黒さん、村上さん、岩上さん。
船橋で活躍する企業や個人の方にスポットを当てる本企画。5回目となる今回は、冷凍食品のリーディングカンパニー、株式会社ニチレイフーズ船橋工場様にお話をお伺いしました。クジラを加工していた頃から、チャーハンの聖地となるまでの、知られざる工場の歴史、多様なスタッフが活躍する現場の裏側まで、社員の皆さんにインタビューいたしました!
まいぷれ編集部 本日はよろしくお願いします!ニチレイフーズさんといえば、私たちの食卓に欠かせない存在ですが、船橋工場の歴史はかなり古いと伺いました。
石黒さん そうなんです。実はこの場所、1961年(昭和36年)頃はクジラの加工場としてスタートいたしました。
まいぷれ編集部 えっ、クジラですか!?今のチャーハンのイメージからは想像もつきません!
石黒さん 当時はまだ目の前が海で、捕鯨船が入ってきていたそうです。
元々、私たちのルーツは「帝国水産統制株式会社」という戦時中の食料供給を担う会社にあります。その後「日本冷蔵株式会社」と名前を変え、戦後の食料不足を支えるために缶詰や冷凍食品の生産を行ってきました。1964年には、東京オリンピックの選手村に多種多彩な冷凍食材を提供しています。
まいぷれ編集部 日本の食の歴史そのものですね……!

貴重な一枚!昭和36年頃、この場所には捕鯨船が出入りする船着き場がありました。
写真提供:株式会社ニチレイフーズ

現在の船橋工場。ここから全国へ、あの「本格炒め炒飯」が届けられています。
写真提供:株式会社ニチレイフーズ
まいぷれ編集部 読者の中には、ニチレイフーズさんといえば西船橋駅や船橋駅内の「船橋でつくってます!」という看板を思い浮かべる方も多いかもしれません。あれを見ると、地元民としてすごく嬉しい気持ちになるのですが、どういった経緯で出されたのでしょうか?
石黒さん シンプルに「地元の方にもっと愛着を持っていただきたい」という想いからです。「あの美味しいチャーハン、実は船橋生まれなんだよ」と知っていただければ、食べた時にもっと親近感が湧きますよね。単に売上を伸ばすだけでなく、地域の中にファンを増やしていきたいんです。
岩上さん ファンが増えるのは、私たち社員にとっても嬉しいことなんですよ。「あそこで働いてるんでしょ?」と聞かれることも多くて、家族や友人に「これ、お母さんが作ってるんだよ」と胸を張れるきっかけになっています。
「お弁当に入れているよ」と友人から言われると元気が出るという岩上さん。
まいぷれ編集部 看板を見て地域の方がファンになり、働く皆さんの誇りにも繋がっているんですね。地域のイベントに積極的に参加されているのもそうした理由でしょうか?
石黒さん はい。社内では「ハミダス」活動と呼んでいるのですが、自分の担当業務の枠を「はみ出して」色々なことに挑戦しようという取り組みです。
村上さん 最近では「ふなばし子ども食堂フェスティバル(コハレキッズフェスタ)」や「めいど・いん・ふなばし」に参加し、食育アプリでお弁当作りを体験してもらったりしています。以前は部署が違うと関わりが少なかったのですが、イベントを通じて社内にも一体感が生まれました。
まいぷれ編集部 社員の方が一体となって、地域で何かしようと動いているのがとても素敵ですね!
地域イベントでの一コマ。食育活動を通じて、子どもたちに「食べる楽しさ」を伝えています。
写真提供:株式会社ニチレイフーズ
まいぷれ編集部 工場では、どのような方々が働いていらっしゃるのでしょうか?
石黒さん 本当に幅広いですよ。最近ではベトナムやフィリピン、中国など、海外の方も増えています。文化や考え方の違いが刺激になりますし、何より皆さん非常に前向きでパワフルなんです。
まいぷれ編集部 一方で、長く勤められているベテランの方も多いと伺いました。
石黒さん そうですね。全体の4分の1ほどはベテランのスタッフが支えてくれています。一番長い方だと、勤続35年以上、現役バリバリの方もいらっしゃいますよ。
岩上さん 私も20年以上勤務していますが、地元の小学校や中学校が同じだったりするスタッフも多くて、地域との繋がりを感じながら長く働ける環境があるのはありがたいですね。
食堂には、感謝のメッセージで飾られたクリスマスツリーが!
まいぷれ編集部 最後に、ここで働く皆さんならではの「あるある」を教えてください!
村上さん 私は開発担当なのですが、配属された当初は「仕事として堂々とチャーハンが食べられる!」と嬉しくて、試食のときはつい食べ過ぎてしまいました(笑)。
まいぷれ編集部 なるほど。商品開発は食べるのも仕事のうちということですね!
岩上さん あとはスーパーに行くと、パッケージの裏面を見て、「あ、これ誰々さんがシフトに入っていた時間の商品だ」と分かったりします。
石黒さん 分かります。私も子どもに「これお父さんが働く工場で作ったんだよ」と自慢するのですが、最近は慣れてしまって「ふーん」と流されることもあって(笑)。でも、テレビに工場が映ったりすると「すごいね!」と喜んでくれます。
まいぷれ編集部 食卓での会話が目に浮かびます。今日は楽しいお話をありがとうございました!
クジラの加工場から始まり、60年以上にわたって船橋の地で食を支え続けてきたニチレイフーズ船橋工場。「ハミダス」活動や地域イベントへの参加を通じて、地域と共に歩む姿勢が印象的でした。スーパーで「本格炒め炒飯」を見かけたら、ぜひ「船橋生まれ」であることを思い出してみてください。きっと、いつもより美味しく感じられるはずです。
まいぷれ編集部スタッフも、試食をさせていただきました!
株式会社ニチレイフーズ 船橋工場
所在地:〒273-0015 千葉県船橋市日の出2-19-1
問い合わせ先:047-431-6121
公式サイト:https://www.nichireifoods.co.jp/
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
※本記事では登録商標マーク(®)を割愛し、原則「」をつけて表記しています
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
この記事に関するキーワード

船橋にファンを増やしたい!クジラから始まったニチレイフーズ船橋工場の歴史と「ハミダス」船橋への思い
食を通して船橋の人々の暮らしを豊かに!地域への思いから「あるある」までインタビュー!

船橋の「太陽」であり続ける。船橋市民と紡いできた、ピーターパンの物語。
目指せ100年企業! ピーターパンが大切にするホスピタリティと地元愛

まさに船橋の顔!船橋FACE商店会が紡ぐ、街の物語
2階を通りすぎるだけじゃもったいない!地域密着の多機能ビル船橋FACE