船橋ではたらく、あの人にインタビュー
地域に愛され続けるプロの技から、JuJuきたならの意外な由来まで徹底取材!

6代目の田地野啓市(たぢのけいいち)さん
船橋で活躍する企業や個人の方にスポットを当てる本企画。今回で第7弾。北習志野に暮らす人ならば誰もが知っている老舗、肉の店 鳥吉(とりきち)さんにお話を伺いました。船橋本町から北習志野への移転やレストラン営業をしてきたお店の歴史、大型店に負けない「対面販売」にかける熱い想い、「JUJUきたなら」誕生の裏話など、まいぷれ編集部がインタビューいたしました!
まいぷれ編集部 次々とお客さんがいらっしゃって、本当に地域で愛されているのを感じます。まずは、お店の歴史から教えていただけますか?
田地野さん うちは安政3年(1856年)に船橋本町の十字路近くで創業したんです。その後、昭和42年にこの習志野台団地ができた時に、北習志野へ移転してきました。
まいぷれ編集部 160年以上もの歴史があるのですね。時代の流れの中でレストラン営業をされていた時期など、お店の形態に変化はあったと伺いましたが、ずっと変わらずに大切にされていることは何でしょうか?
田地野さん 先代から受け継いでいる「良いものを適正価格で販売する」というモットーですね。
神戸牛や鹿児島黒豚の指定販売店として、特上のお肉、圧倒的に良い肉を置いているというのが私たちの「肉屋としての誇り」です。今は物価高で安いものが求められがちですが、やはり適正価格というものがありますから、その価値をもっとわかっていただければという思いでやっています。

創業当時の地図。中央の通りは船橋駅近くの本町通り。

神戸牛や鹿児島黒豚の指定販売店。プロが選りすぐった「本物」が店頭に並ぶ。

神戸牛メンチカツ

見るだけでワクワクが止まらないお惣菜たち
(価格は取材時)
まいぷれ編集部 「神戸牛メンチカツ」はお肉の旨味がギュッと詰まっていて、ソースなしでもとても美味しいですね。
田地野さん ありがとうございます。高級肉の端材を惜しみなく使っているからこそ、素材本来の甘みがあってソースは不要なんです。
まいぷれ編集部 「錦爽鶏むねからあげ」も、むね肉の概念を覆す柔らかさとジューシーさに驚きました。近所の高校生がふらっと立ち寄って買っていく姿も見かけましたが、ここで食べていたら舌が贅沢になりそうです。
田地野さん そうですね、子どもは舌が正直ですから。親御さんが休みの日にスーパーのお肉を出すと、子どもから食べないって言われることがあるそうです。ワンちゃん用のささみやレバーを買ってくださる方もいて、やはりスーパーのパックに変えると犬も食べなくなるそうです。
まいぷれ編集部 動物の舌も誤魔化せないとは、まさに本物の味ですね。
田地野さん 私たちが売っているのは、決して肉だけではないんです。技と心を売っていると思っています。同じお肉でも、誰がどう捌くかによって味は全く変わってきますからね。
まいぷれ編集部 なるほど、プロの技と心があってこその美味しさなんですね。スタッフの方にお話を伺った際も、次々とおすすめを紹介してくださり、ご自身が扱う商品に絶対の自信と愛情を持っているのが伝わってきました。自分たちの仕事に誇りを持っている姿勢に、感銘を受けました。

お肉の味わいが楽しめる「塩豚つるし」
脂が甘くてあっさりしていて、罪悪感なく2枚目をペロリ
まいぷれ編集部 鳥吉さんは、地域との関わりも非常に深いとお聞きしました。
田地野さん 先代のころから、北習志野の活性化に努めてきました。ちなみに、商店街の名前「JUJUきたなら」の由来を知っていますか? 当時はラジオで「銀座、原宿、北習志野、六本木」なんて宣伝していて、北習志野をより多くの人に知ってもらおうとしていました。商店街の名前を公募した際、街路樹があるから「樹々(きき)」という案が出たんです。そこから転じて、21世紀に向けてアルファベット表記にして「JUJU」になりました。
まいぷれ編集部 なるほど、アルファベットの「JUJU」にはそんなエピソードがあったんですね。
田地野さん そうなんです。そして「JUJU=自由自由」ということで、広場に「自由の女神像」が建てられたんですよ。
まいぷれ編集部 えっ、あの自由の女神にはそんな驚きの繋がりがあったんですか! 街づくりへの並々ならぬ情熱を感じます。

JUJUきたならの自由の女神!

取材中も、ひっきりなしにお客さんが来店。
まいぷれ編集部 お店には「お肉はここ以外では買わない」という常連さんもいらっしゃって、地域の方と本当に深い信頼関係が築かれていますね。
田地野さん ありがたいことです。私たちはすべてはお客様の「おいしかったよ」の一言のため、その笑顔に会うために頑張っています。うちでは全国発送もしていますが、やはり一番の強みは対面販売だと思っています。大型店にはない私たちの強みは、この対面商売(ヒューマニズム)ですね。
まいぷれ編集部 お店の人と会話をして、顔の見える人から物を買うということですね。
田地野さん そうですね。お客様がお店に来て、スタッフと会話を楽しみながら「今日のおかずは何にしよう?」なんてやり取りをする。そのコミュニケーションこそが、お肉の美味しさをさらに引き立てるものだと思っています。
まいぷれ編集部 対面にこだわる「肉屋としての誇り」が共感を呼び、こうした心地よい循環が生まれているのですね。本日は貴重なお話をありがとうございました。
肉の店 鳥吉
所在地:千葉県船橋市習志野台3-18-3
アクセス:新京成線・東葉高速線 北習志野駅徒歩2分
問い合わせ先:047-462-4129
営業時間:9:00~19:00
定休日:火曜
公式サイト:https://www.torikichi.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/torikichi_admin/
その他:電子マネー・カード各種利用可、全国発送可
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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心をこめて、こだわって、こだわって作ってます。