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船橋今昔物語

洋傘が進化していった昭和30年代 本町通り「林屋洋傘専門店(石井洋傘店)」の写真より

和傘よりも洋傘! 飛び上り傘(ジャンプ傘)が登場し便利に変化していった傘

昭和30年代の林屋洋傘専門店(現「石井洋傘店」)
写真提供:右島薬局

「船橋スクエア21」のビル1階にある「石井洋傘店」は、老舗の傘屋さんです。戦前に創業した当初は幅広い日用品や雑貨を取り扱っていましたが、その後「林家洋傘専門店(石井商店)」として傘に焦点を絞ったお店を始めました。

昭和30年に撮影された写真からは店内の様子はうかがい知ることができませんが、お店の外には様々な傘が並んでいるのがわかります。鮮やかそうな色、柄入りのものもあり、ファッションアイテムの一つとして傘を持つ人も多かったのでしょう。

日傘をさして本町通りを歩く女性。
花柄と思われる模様の小さな日傘がオシャレです!
写真提供:右島薬局

日本では、昭和20年代中頃までは、洋傘より和傘のほうが生産量は10倍近く多かったのですが、昭和30年代になると洋傘が一気に広まり、やがて和傘は姿を見せなくなります。昭和35年には「飛び上り傘」、いわゆるジャンプ傘が登場。昭和40年にはハンドバックに入るコンパクトな折り畳み傘が女性に大ヒットしました。
日本人は、海外には類を見ないほどの傘好きな人種だと言われています。今はほとんど見られなくなった街の洋傘専門店。時代の流れとともに、当時の傘屋さんの努力があったからこそ、現在の日本の傘文化があるのかもしれませんね。

現在お店は「石井洋傘店」として、上品な模様の婦人傘や、男性向けの大きめの傘など品質の良い傘などを取り扱っています。

《2021年3月現在、船橋市中央図書館において、昭和30年代の本町通りの写真を展示中です》

平成2年に書かれた「石井洋傘店」の昭和中期のイラスト。
お店がある場所に、その後「スクエア21」が建設されました。

画像提供:石井洋傘店

「スクエア21」の1階で「石井洋傘店」は今も営業を続けています。(2021年3月撮影)

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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