では本日も続きを書いていきますので、よろしくお願い致します。
今日は具体的な症状のお話
四十肩と言われるものになった方で多い症状です。
●動きの範囲の制限
腕が上がらない、背中に手が回らないといった症状。
日常生活では、頭の後ろに手を回す、髪を結ぶなどが出来なくなったり、結滞動作という腰で帯を結ぶ所まで手が回らないといった状況になります。
●動かした時の痛み
上に書いたような動作に、痛みを伴う事も多いです。
人によっては動かしにくいだけで痛くない場合もあり、制限のある動きの中でも特定の動きだけが痛い場合もあります。
●夜間痛
この症状で悩んでいる方がよく紹介されて来院されます。
夜寝ようとした時、眠りについて深夜に、明け方のまだ起きるには早い時間帯に、肩が痛くなって眼が覚めてしまう。
特に眠りについた頃くらいに症状があると訴える方が多いです。
眠れそうになっては痛くなるので、睡眠不足になってしまう方もいます。
●石灰化
症状、というよりレントゲンで見える現象です。
四十肩を訴える方では、まれに見られるもので、肩の周りで炎症を起こした際に石灰化という硬い物質が作られてしまう事があります。
本来は関節を包む靭帯や、筋肉など、柔軟性のある組織に囲まれている肩関節ですが、その方の体質や、炎症を繰り返す使い方をしていると、カルシウムがくっついて固まってしまいます。
血液中のカルシウムが増えるのは、カルシウムや吸収を助けるビタミンが足りないせいでカルシウム不足になっていて、骨を分解してカルシウムを補っているからと言われているので、食生活の改善も治療の一つとして大切です。
こういったものが特徴として挙げられます。
この症状のうちのどれが当てはまり、動きはどの方向に対して制限があるか、普段の生活での姿勢や体の使い方はどうか。
そして、食生活や飲んでいるお薬の状況などを聞いて、原因を調べていく事で、初めて対処の方法が決定されます。
四十肩だから、この治療をすれば治る、という一個だけの正解はありません。
症状を楽にする、緩和する
ことと
治る、事は似ているようで違います。
なので、対話が大事になってくるのですが。
またそれはいつか書くことにして、本日はここまで。
次回は四十肩で症状を引き起こす場所について説明していこうと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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