美容皮膚科のドクターTと看護師Nの対話 ― 第6回「ビタミンAとE:細胞を守る“再生と防御のダブルビタミン”」
船橋ゆーかりクリニック

ビタミンAを含む食品

ビタミンEを含む食品
看護師N:「先生、この前のマグネシウムとカルシウムの話、とても反響がありました。“寝る前のナッツと豆乳、試してみます!”って患者さんも多かったですよ。」
ドクターT:「それはいいですね。体のリズムが整うと、肌の調子も安定しますから。さて、今回は“ビタミンAとE”のペアについて話しましょう。」
看護師N:「AとE…どちらも“美容ビタミン”って聞いたことありますが、具体的にはどう違うんですか?」
ドクターT:「簡単に言うと、ビタミンAは“再生”、ビタミンEは“防御”の担当です。Aは皮膚や粘膜の細胞を新しくする働きがあり、Eは細胞膜を酸化から守る抗酸化ビタミンです。つまり、この2つがそろってこそ、古い細胞を入れ替えながら健康な肌を維持できるんです。」
看護師N:「ビタミンAといえば、レチノールですよね。美容皮膚科でもよく使う成分です。」
ドクターT:「そう。レチノールやレチナール、レチノイン酸など、Aは形を変えながら皮膚のターンオーバーを促進します。角質を整え、毛穴詰まりを防ぎ、真皮ではコラーゲン合成を助ける。だから、しみ・しわ・ニキビ・毛穴、すべてに関係しています。」
看護師N:「なるほど。でも、Aって取りすぎるとよくないとも聞きます。」
ドクターT:「はい、脂溶性なので過剰摂取には注意が必要です。サプリで大量に取るより、食品からバランスよく。レバーや卵黄、緑黄色野菜のβカロテン(体内でAに変換)などが理想的です。」
看護師N:「そしてEが“防御”ですね?」
ドクターT:「そう。ビタミンEは脂質の酸化を防ぐ“細胞膜のボディガード”です。血流を良くし、冷えやくすみを改善する働きもあります。紫外線やストレスで発生した活性酸素を除去してくれるので、Aと組み合わせると肌の老化をぐっと遅らせます。」
看護師N:「だから化粧品にも“A+E配合”ってよく書いてあるんですね。」
ドクターT:「ええ。外用でも内服でも、AとEは非常に相性がいいんです。EがAの酸化を防いでくれるので、安定して働ける。まさに“再生と防御のダブルビタミン”。」
看護師N:「形成外科でも関係ありますか?」
ドクターT:「もちろん。手術やレーザー後の創傷治癒、瘢痕予防にも関係します。Aで上皮化を促し、Eで炎症と酸化を抑える。さらに、Eは血行を改善して赤みを引かせる効果もあるんです。」
看護師N:「栄養と治療、表と裏みたいに支え合ってるんですね。」
ドクターT:「そう。肌の若返りも創傷治癒も、細胞の再生と防御のバランスで成り立っています。これを理解して治療に臨むと、結果が安定するし、予防の意識も高まります。」
看護師N:「再生と防御、AとEのコンビ。今日も勉強になりました!」
ドクターT:「次回は、これまでの流れをまとめつつ、“栄養と美容医療の相乗効果”をテーマにしましょう。施術の前後でどう栄養を整えると、より美しい結果につながるのかをお話しします。」
※船橋ゆーかりクリニックは、美容皮膚科の診療を行っています。
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(*):Suica、Kitaca、TOICA、ICOCA、SUGOCA、PASMO、manaca、はやかけん、nimoca
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