美容皮膚科のドクターTと看護師Nの対話 ― 第8回「冬の肌を守る栄養戦略:乾燥・くすみ・冷え対策のポイント」
船橋ゆーかりクリニック

乾燥肌
看護師N:「先生、最近急に寒くなってきましたね。患者さんからも“乾燥がひどい”“顔がくすむ”“手が荒れる”っていう声が増えました。」
ドクターT:「そうですね。冬は外気が乾燥し、室内の暖房でさらに水分が奪われます。血行も悪くなりやすいので、皮膚のターンオーバーが乱れ、バリア機能が落ちてしまう。だからこそ、“冬こそ栄養ケア”が大切なんです。」
看護師N:「スキンケアの相談は多いですが、食事のことまで意識している方はまだ少ないですよね。」
ドクターT:「ええ。保湿クリームも大事ですが、肌を作るのは体の中。冬に特に意識したいのは、“血流・潤い・抗酸化”の3つの柱です。」
看護師N:「血流、潤い、抗酸化…なるほど。具体的にはどんな栄養素が関係しますか?」
ドクターT:「まず血流を良くするのは、鉄とビタミンE。鉄が酸素を運び、Eが血管を柔らかく保ちます。冷え症やくすみが気になる方は、赤身肉やナッツ類を意識するといいですね。」
看護師N:「なるほど。私も最近、手先が冷えるので意識してみます。」
ドクターT:「次に潤いを守るのは、タンパク質とビタミンA。角層のバリアをつくる“セラミド”や“天然保湿因子”は、実はアミノ酸から作られています。タンパク質不足だと、いくら保湿しても土台がスカスカなんです。」
看護師N:「確かに、乾燥肌の方って食が細い人も多い印象です。」
ドクターT:「そして最後の“抗酸化”には、ビタミンC、E、亜鉛、ポリフェノールが重要です。冬は紫外線量が減っても、血流低下で酸化ストレスが蓄積しやすい。抗酸化栄養素が足りないと、シミ・しわの進行が早まります。」
看護師N:「乾燥で肌が荒れているときこそ、酸化も起こりやすいということですね。」
ドクターT:「そうです。だから“保湿して、抗酸化して、血流を良くする”のが冬の三本柱。実はこれ、形成外科の創傷治癒にも通じる考え方なんですよ。血流を保ち、細胞を潤わせ、酸化を抑える。それが治りの早い皮膚を作ります。」
看護師N:「外側のケアと内側の栄養、どちらもバランスが大事なんですね。」
ドクターT:「ええ。外からは保湿・紫外線対策・温活、内からはタンパク質+ビタミン+ミネラル。特に朝の食事が重要です。冷え切った体を内側から温め、代謝を上げる効果があります。」
看護師N:「冬の朝食に温かい味噌汁と卵、そして果物でビタミンC…いいスタートになりそうです!」
ドクターT:「完璧ですね(笑)。次回は、この“冬の食と美肌”をもう少し掘り下げて、“免疫と肌の関係”をテーマにしましょう。風邪予防と美肌の両立、意外な共通点があるんですよ。」
※船橋ゆーかりクリニックは、美容皮膚科の診療を行っています。
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(*):Suica、Kitaca、TOICA、ICOCA、SUGOCA、PASMO、manaca、はやかけん、nimoca
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