明治37年に創業した精古堂は、歴史あるハンコ屋さんです。JR船橋駅南口から徒歩8分ほど、本町通り商店街を大神宮方面に歩いていくとお店はあります。

お店にうかがうと、4代目の高橋宮男さんと5代目の高橋秀幸さんが出迎えてくれます。

お二人とも一級技能士の資格を持っているベテランで、長い付き合いのお客さんも多いそうです。

最近の「ハンコ廃止」の流れに危惧しつつも、長い間受け継がれてきたモノづくりをしっかりと守っています。

5代目の秀幸さんは昭和33年生まれ。この白黒写真が撮られた頃に生まれました。
当時お店のすぐ裏側は海が広がっており、子どもたちはハゼを釣って遊んでいました。その後海が埋め立てられ、周りの景色は一気に変わってしまったそうです。

《2021年12月現在、船橋市中央図書館において、昭和30年代の本町通りの写真を展示中です》